東アジアは発展の60年期を過ぎた今、世界経済の中で既に沈滞と衰退の趨勢が明らかで、
30年後の国際的地位が南アジアー北部以外のアフリカー中南米より低下していることは避けられない。
個別の国家が分立していては、生残困難だ。
またグローバル化への対応としての地域ごとの「帝国」秩序建設にどの地域も邁進している昨今、
東アジア統一国家の半世紀内の成立は、たいていの真っ当な学者と官僚が政治経済社会的な前提として動いていることだ。