どんな家族にも家系にも、活躍する人と
うだつが上がらない人が必ずいるはず。
うだつが上がらない親族のことは話したがらないから人の家にはそういう、うだつが上がらない人いないような気がしてしまうが、
100パー必ずいるから。

たぶん、どの家系にも多かれ少なかれある
マイナス部分を背負って他の家族がまともな人間でございます、という顔をしていきていけるような役割を無意識にしていると思う。

作詞家のなかにし礼も、奔放な兄が死んだとき
『死んでくれてありがとう』とつぶやいた、と
自伝的初小説で語ってる。