仙人の占断の根拠や論理は不問としても
「アラブの春」の主たる原因が国際小麦価格の上昇による国民の不満だったことそして上昇の不停止がその後現在まで続く混乱の主因でもあること
小麦に限らず穀物一般の国際価格がここ10年以上にわたり一貫して一時足踏みしたりジワジワ上昇したりであること
昨年の段階での日本国内の農家の平均年齢は60代であり、新規参入者は特に米作農家にはほぼ無いこと
農業への企業参入は30年ほど前から取り組まれていて311後は自民党は特定地域について頑張っているが、その歩みは遅々たるものであること
特に米作はまるで儲からないので企業が参入せず、使命感を持って行なっている高齢の農家がいなくなれば壊滅すること
という常識を踏まえれば
仙人の言うことは占うまでもなく方向性の正しい予測であるとわかり
いま経済政治に関わる大抵の人はその方向で対策していることもいうまでも無い