この春には皇后とおなりになる皇太子妃雅子様。上でも少し書かせて頂きましたが、
雅子様についても、立后は「食神」の昨年の方が良かったのにと感じております。

今年はそれほど強い勢いはないにしろ「傷官」の年廻り。
雅子様の年柱にある正官、月柱の偏官を剋します。

私はこの度初めて皇太子妃殿下の命式を拝見したのですが、いくつかの驚きを禁じ得ませんでした。

まず偏官格(七殺格)でおありになったこと。
とてもセンシティブなイメージを雅子様に対してもっておりましたので、
傷官格かしらなどと拝察していたのです。
それから高い御位にお就きになります方にしては、運勢が非常に身弱であったこと。

一般のご家庭であれば、少々身弱であっても官を御する印をお持ちであられますから、
夫婦共働きで、時には夫をしのぐほどの仕事がおできになった方であろうにと存じ上げますが、
命式からすると適応障害におなりになったというのも宜なるかな、と。

さて今年の皇太子妃殿下の運勢ですが、一般の家庭の主婦であればやや悪い、程度ですが、
皇太子殿下が高御座にお登りになる年であることを考慮いたしますと、良くないかと拝察いたします。
雅子様の年廻りが、ご夫君であらせられます皇太子殿下を剋します。
しかもそれが「時柱反言」。

これは私ごときでは読みかねる星廻りです。

しかしながら「傷官」による時柱反言ですので、決して良いとは申し上げられませんが、
雅子様も、大極、天乙、福星の貴人をお持ちでいらっしゃいます。
何らかの救済があるかことを日の本のためにも願ってやみません。