占星術における思想の根本は

人生とは舞台劇のようなものであり、
人それぞれに与えられた役、台本がある

人は、生まれる前に、あらかじめその台本に目を通し、
その役を自ら望んで、全てを承知した上で生まれてくる

舞台の上で、役者が台本を見ながら演技をするということは無いから
その台本をいったん手放して、人はこの世のステージに登場する

人はその役になりきり、本気でその役に入り込むことで
これが舞台劇であることすら忘れてしまう

そして、あまりにも役に入り込み過ぎてしまうと、
そもそもの役、台本、シナリオとは違ったことをしでかしてしまう人がいる

占星術の役割と言うのは、人それぞれに与えられた役、台本を思い出させ、
舞台劇を当初のシナリオ通りに進行させるように軌道修正をすることだ