土というのは火が地に落ちたモノであり
かつ陽干である戊の陰干形態である己だから

これはつまり今までの過程である精神や心から
自分を纏う肉体に意識がいく。
戊なら自分を取り巻く周りの世界にいくが
己なら自分の内面に意識がいくため自分自身が中央になる。

ここまでは基本だが、問題は支が未であること
未は土であり、己と未が並ぶことで 比肩になる
比肩の性格そのものが自分中心だからここにもテコが働いてしまう。
それどころか未とは火の墓であり、自身で土の気を生み出してしまっているから強化
どんな険しい環境や崖、摩擦、魑魅魍魎の世界にいても、その環境に適応できる蹄に鍛えあげられる。
己未の先に庚申がいて、行き過ぎたぐらい固くなった金として生まれる

結果、自分中心で周囲を歪ませてしまうエゴイスト
EVIL、つまり悪魔に変わってしまう。
こうなってしまうのも仕方がない、だって配られたカードだから。