>>686から続き)

命式>>206 とコメント>>215-216 折角の貴重データなのでとことん有効利用するべきと考え、もう少し粘ってみる。

まず金水が喜だが、水から行ってみる。壬は常にいいけど、癸は根も必要。命式では丑があるが残念ながら丑未の冲で無効。
そこで行運で補う。子は丑未の冲を解いて未をフリーにするので逆効果(戊子2008)。丑は有効(己丑2009)。
辰は酉を合去して逆効果。酉卯で冲になっている期間は冲を解いて卯をフリーにするが甲乙なしでは無意味(壬辰2012)。
申は巳を合去して火金の根が無効で、弱い金の被害の方が深刻(丙申2016)。亥は巳を冲去して申と同様(丁亥2007)。
まともに癸の根として使えるのは丑のみ。

金は、庚辛はまあ良い(庚寅2010、辛卯2011)が根の方が重要。丑は有効(己丑2009)。巳は火と共用だが悪くないはず(癸巳2013)。
申はすでに書いた通りよろしくない。酉は有効(乙酉2005)。戌も火と共用で巳と同様。酉卯で冲になっている期間は、
冲を解いて酉をフリーにするので更に良い(丙戌2006)。金の根としては、申以外は使える。

火の根になるのが、寅(庚寅2010)、未(乙未2015)辺りだがあまり影響を感じられないのは、どういうわけなんだろうか。
やはり大運が切り替わってから酉が戻って状態が安定したということかもしれない。巳戌は金と共用の火の根でさらに問題は
少ないと考えられる。面白いのは午。本来ならこれも火の根だが丑未の冲を解いて丑をフリーにするので金水を強めるという
逆効果になる。(甲午2014)