石川先生がやたら持ち上げるアレンレオは、占星術の仕事を始める前に2冊の本を読んだ(とされている)
 ブラバツキーの「シークレットドクトリン」、ラファエルの「Guide to Astrology」
 「Guide」は約140ページの小著ながらモダンの立場ではなかなかの名著。しかしこれで実践をしようと
いうのは無謀である
 レオはASCがししで太陽もしし、太陽含めししに4天体。石川先生はししの基本的意味を自信と
しているが、さすがである。レオの占星術は正統占星術からするとお話にならない低レベルだが、
自信だけはたっぷりである。自身の筆名にレオとつけるだけのことはある。大衆には技術の高度さより、
根拠なき自身たっぷりさのほうが効くのである。大衆がレオの術中にはまることはもちろんチャートに
示されている
 DSCルーラ土星しし第1ハウス。peregrine かつデトリメントな土星で象徴される others は、太陽で
象徴されるレオの掌中(管理下)にある
 妄想力さえあれば、すなわち海王星に特徴があれば、占星術の本を2、3冊読めば誰でもそれなりに
できしまうのがアレンレオ起源のモダン占星術(≒心理占星術)である。科学的とは縁遠い
 アレンレオは海王星Rうお29°持ち。うおを支配する木星しし8° は伝統的には peregrine である。すなわち
レオの占星術はディグニティーズがある正統占星術ではない。学問(木星の美質)的ではない異端的占星術である