>>862
財星 = 財運じゃないんです。
通変の意味が、中国王朝時代のままという所が問題です。
元々四柱推命は王家の学問で、忠実に仕事をこなす質を正官とし、戦いに向いた武官の質を偏官としました。
また対照的に真面目でこつこつ仕事をし、守る事に向いた質を正財とし、妻にふさわしく家財を守るに良いと考えました。
他もこういった王を中心とした時代に合わせたものになっているため、今ではまったく合わなくなっています。

例えば社会的活躍や仕事運は、日干周りに財星と官星・食傷と印星があるかどうかを看ます。
大運・年運で揃えばチャンスです。
ただし忌(悪い)が必ず付きまといますから、楽ではありません。
とくに財星の場合、仲間・友人・同僚といった意味から、天干にあって忌(悪い)の時期にはそういった関係での苦労があるはずです。
また食傷が加わるとさらに神経を使う事にもなってしまいます。