>>190、192

ハウスの解釈、ある程度は理解できますが、
解釈のスタイルが現代的すぎるというか、道徳的で理念的すぎる感じもします。

6室だけでいうと

>6室は「誰かのために」
> 画家であるには、自分が楽しむ絵を描くのではなく、
> 「売れる」絵を描かなくてはならない。
> 「売れる」とは、つまり他人が欲しがるということ。
> そこで他人が喜ぶ絵を描く。

ちょっと綺麗事っぽいかなと・・。

6室には異邦人、軍隊、奴隷という意味もあります。
つまり、昔、他国に攻入って滅ぼした国の民を奴隷にする。屈服させられた異邦人で
ある彼らは次に戦争をする時に最前線に送られる軍隊にもなります。
王や貴族にとっては、6室は、労働させるための奴隷であり人間の消耗品を意味する。

現代社会においても、帝国主義の時代までは明確に国が国を半奴隷として扱ってました
よね。それ以降も明らかな形でないだけで実質そういうのはまだありますよ。
アメリカの黒人が完全な参政権を得たのは1971年なんですよ・・。