8室の説明ついでに、6室の説明もしておくよ。
ハウスの意味は、1室から12室まで繋がっているが、前後割愛。
例として主人公画家で。


5室は「自分の楽しみ」
 趣味で絵を描く。誰のためでもなく自分のため。
 しかし、ここに留まっていては「画家」とは言えない。


6室は「誰かのために」
 画家であるには、自分が楽しむ絵を描くのではなく、
 「売れる」絵を描かなくてはならない。
 「売れる」とは、つまり他人が欲しがるということ。
 そこで他人が喜ぶ絵を描く。

個人を表す北半球(チャートの下半分)と
社会を表す南半球(チャートの上半分)との境界(Des)。
その手前に6室は位置する。

6室は、Desを超えるためのハウスとなる。
社会に出るために自分がしなくてはならないこと、
社会の一員として、自分がなすべきこと。
故に、仕事、奉仕、義務などがキーワードとして広く使われる。
社会に出て働くには、健康な肉体が必要なため、健康も意味する。
昔は、病弱な者や不具者は、
社会の一員として認められなかったんだろう、という推測も。


7室は「顔の見える他者」
 客が来て、応対して、売買契約が成立する。