海外サイトでエリスについてちょっと面白い記事を見かけた。
正確なところはうろおぼえだけど
占星術やら心理学やらで使われるようないわゆる「原型」のようなものを、
「正確に事象に当てはめようとする」ことをエリスが意味するというものだった。
エリスが仕掛けたコンテストの景品である黄金のリンゴとは
「最も美しい女性」の原型のようなもので、
快楽と、能力と、権力の3人の女神がこれを争うというわけ。

プルティノ群やキュビワノ群の領域を超越した軌道を持つエリスは
いわば世界の端の端にはずれた存在であるわけだけども、
その天文学上の議論とイコールであるように、
何が「惑星の定義=正確な原型の定義?」にあてはまるものであるか
それを探り確定させる意味があるのかもしれない。