>>187
1992QB1はいまだ命名されないので明確な解釈がないですね。
「スマイリー」と名付けられる予定だったのが同名の小惑星が存在していたため
名付けられなかったという点と、占星術でペルセフォネと呼ばれたが
やはり同名の星があるので定着しないという点に共通性を感じます。
このような経緯自体も星の解釈に役立ちますから・・・

命名されていなくても、その名前がそれが属する星のグループの名前に
QB1=キューブワン、キュビワノという形で使われていますから
何かしらこの星には重要性があるはずです。

命名されないということは、いわばアイデンティティーがいつまでも
確立できない状況を意味します。
キュビワノ族の星は創世の神話に関係した名前を付けられていますから、
1992QB1はいわば、創造がはじまる最初の段階で
アイデンティティーすら確立されていないような状態に、関係があるんじゃないかと思います。

その他のキュビワノ族の星も、どれかが優先して研究されているというのは特にないですね。
2000年にヴァルナが発見され、最大の小惑星セレスを上回るサイズというので
占星術でも注目されましたが(冥王星外では最初に命名されたと思います)、
その後クワオワー、マケマケ・ハウメアと続々発見され続けているので
命名されたものは全て研究対象になっていますね。