キロン・小惑星について
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キロンは親子関係や教育の放棄という意味合いもあるので
親とのそういった問題を表示すると考えてもよい。
これは教師や医師、教祖の表示星で育ての親とかそういった意味もある。
この天体は結局、
「自分の中に答えを発見することの大切さを強調する」。
個人によって違う、生きていく中で躓いてしまう何事かと、
それらに一人一人が自分なりに答えを出していくことを意味する。
トランジットのキロンがくるタイミングは、
自分の中にあって自分自身を制限している「不死の性質」を
個人の意識が変わり解放していく時期を示す。
土星と天王星の間を揺れる軌道の通り、まさしく
変えられることと変えられないことを見定める知恵ってやつだな。そういうことだ
>>100
とても興味深いです。
すみませんが、「トランジットの〜」の件をもう少し噛み砕いて説明して頂けませんか? >>101
キロンの名前の由来であるケイロンは、神の血をひく不死身であったため
不治の病の苦痛から逃れることができなかった。
しかしゼウスに許可を得てこの不死性を手放すことで苦痛から解放されることができた。
キロンの解釈では、まずそれが、個人が持っている自分自身や親・教師などによって
固定されたものの見方(ドグマ)を示す、という点がある。
これは固定されているという点で不死性のようなもの。神話のケイロンの不死性は
父親であるクロノス(土星)から与えられたものだった。
しかしそのようなドグマは、人生に役に立つものもあれば
その人自身の可能性を自ら狭めて、苦痛を与えるものであることもある。
これがキロンがトラウマに関係するという有名な解釈の部分。
このドグマとは、いわば「自分自身に与えている、自分自身の定義」のようなもの。
しかし定義づけること自体が何らかの不都合をもたらすこともある。
天体キロンは軌道の特殊性から分類について論争が起こった。
小惑星にも彗星にも分類されているがこれは「人馬一体」の姿にも通じる。
トランジットのキロンがネータルの星と関わることは
過去にその星に与えられていた、不都合のあるドグマ(不死性)を自ら手放すことで
苦痛から解放されることを意味する。
あるいは他者や社会との間をより良く調停するような新しい教えをその人が獲得する
ことも示す。それらが自身に対するものか、他人も含む星が示す外部の何かになるのかは
わからないが。
キロンの重要な点は、「人は自分自身の定義を変えることができる」という点だ。
建設的な親子関係や教師・医師との関係とはそういうもんでしょ。
自身で自身を変える経験は、そのまま他人を教える能力に変わる。
またここでいうドグマとは、個人のドグマでもあり、社会そのもののドグマであることもある。
キロンがより強く働けば社会のドグマに挑戦し、社会を変えてゆく人物になる。
極端な場合社会のドグマの犠牲者になるような事件の表示にキロンが関わることがある。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています