1から10の数に大アルカナを重ねて考えるのはマルトーやP.F.Case
1930前後に紹介済み。

現在は、1から10に対応する大アルカナと、スートの意味と、
質問や解釈の文脈の三者を総合するのがTdM系では一般的。

大アルカナの対応は、
(a) 1にはI、2にはII ... 10にはX のように一枚ずつ対応。
(b) 1には IとXI, 2には IIとXII ... 10には XとXX のように二枚ずつ対応。
(c) 1には IとXIX, 2には IIとXVII ... で、10は XとXXI のように二枚ずつ
対応。
の三種類が主で、(a)が多数派。

(c)は合計20になる計算で、10は例外。これはダグラスの8の字に由来する。

P.F.Case は、IとX (=10=1+0=1) と XIX (=19=1+9=10=1+0=1)
と数秘術的に対応させる (I,X,XIX; II,XI,XX; III,XII; IV,XIII; ...) が、稀。