陳希夷の風水
昨日この方の本を買いました。読んだ感想としては
日本では数少ない本物レベルの風水師だと思います。
私が買ったのは簡略版の風水羅盤がついている著書で、
羅盤を使った風水の改善法が少しつかめました。
この方の風水について語りましょう。
陳希夷（ちんきい）
1951年神奈川生まれの日本人。
横浜雲視台館長。日本命名学協会会長。
道教の符術を会得した道士でもあり、紫微斗数推命の始祖である陳希夷の名を継承。
目標は新しい学問として「心情工学論」を新設した指導者養成大学の設立。
・ 風水は流派によって言う事がコロコロ変わる。
皆自分が正統な本家と言ってる時点で宗教と同じで統計に堪えるものはほとんどない。
相談料として弁護士の数倍、数十倍の料金を取っている時点でアウト。
風水に拘る中国韓国が植民地に成り迷信を捨てた日本が世界の列強の仲間入りした。
中国も迷信を捨てた文化革命後に急発展して世界経済の雄となった。
インチキとは言わないが趣味インテリアの範囲で楽しむだけならいいだろう。
香港一の風水師林さんも早死にした。
日本の鮑さんも癌で早逝された。
風水で持って生まれた運命宿命迄は変えられない証拠かと思うが。 本当の風水思想はルネッサンス期以降のヨーロッパで都市計画に生かされている。
巒頭や龍脈の思想が御影石を多用した建造物群、噴水、運河、銅像大理石像等々。
元々風水は個人単位ではなく都市単位で施工されたもので有るのが古書や歴史を調査してみるとわかる。
西洋では広場に龍穴が来る様に設計され緻密な計算に基づいて都市が構築されている。
個人単位一族単位での風水は本来なら陰宅風水で墓の場所の選定をするのがメインで個人の家の陽宅風水が流行したのは近世になってからだ。
個人単位の陽宅風水でチマチマと小細工してもその効果は知れている。
風水で財閥になったとか妄言を吐く人がいるが本人の才能と運気に時流が追い風になった結果であり風水は一つの要因に過ぎない。
多額の費用をかけるくらいだったら、地理風水の良いところに転居するのが一番いいだろう。
如何わしい占い師に嵌って散財するよりもはるかに効果がある。 風水相談に乗って占い師に安易に頼る前に風水の古典を読むのが一番いいが、専門用語や古典漢文の知識がないと無理だ。
先ずは小手先のいい加減な雑本を沢山買って読むくらいなら少し難しいが朝鮮総督府刊行の朝鮮の風水と実証風水開祖楊救貧の帝王風水をお勧めする。
本当の風水の基本的な事や応用例も挿絵や写真で紹介されているので読み物としても面白い。
悪貨が良貨を駆逐すると言うが風水や占いも同じ。
コールドリーディングの心理学的手法に乗せられないようにして下さい。 家相に拘って家を新築する方も多い。
家相学は陽宅風水の一部の理論を展開して日本の陰陽道と結びついて発展して来た。
理論的に２次元の理論で周囲の環境や騒音インフラ迄考慮していない。
一人で住むのでは無いから周囲の住環境や土地気候に留意して快適な生活ができない様では本末転倒で健康面や利便性に支障が起きる。
採光換気排水冷暖房騒音プライバシーを考慮して設計する建築士に任せた方が快適な生活ができるのは疑いない。
北半球だけでしか通用しない中途半端な理論で物事を判断するのはどうかなと思う。 このコメントの元ネタの自称陳希夷さんの本の中では1998年刊行の住まいの風水は割と風水の古典に則った記述と宮廷風水都市風水や道教と風水の関係に触れている点で参考資料としては良い感じだった。
少なくとも大工のドクターコパの風水もどきよりは遥かにマシだろう。
道具を使う化殺風水の紹介はどうかと思うが日本の風水業界に一石を投じた書籍で有る事は間違い無い。
鮑さんの風水辞典も絶版だが基本的な事を押さえているので参考資料としては役に立つと思う。 200時間働いたら時給が上がると書いておいて時給を上げない加賀市株式会社大商の社長および従業員はは2019年夏交通事故に合います 
