占星術なんかだと、凶の意味でも努力で克服して大成する、
みたいな解釈があって、それは穏健で結構だと思う。
そういう暗示が本人のためにもなるし、
その人の働きが世の中のためにもなるかもしれない。
しかし四柱推命や姓名判断にそういう解釈は稀で、
酷い奴だと霊感商法壺売りの一歩手前のようなことを平気で言う奴もいる。

まあ姓名判断は、姓名判断流行後に生まれた今の若者が「大吉祥」ばかりなのに、
社会を支える若者が殆どいないことからも、全くあてにならないとわかるw。
四柱推命は解釈の幅が個人や流派でかなりあるにも関わらず、
極めて断定的に偉そうな顔をしている所がどうかと思う。
学問だと言う人間は正気を疑う。
干支の組み合わせが学問になるなら、朝鮮絵合わせだって学問になるだろうよ。
「俺は類稀なる貴命を持っている」と吹聴する四柱推命屋を知っているが、詐欺師
紛いのその男より、その辺の真っ当に生きている貧相なオッサンの方がよっぽど偉い。

四柱推命にも姓名判断にも怨みはないが、
どうもネットでこの2つの無料鑑定が気軽にできるようになった辺りから
一部が先鋭化してカルトと化している気がする。
気が弱くて悪い占いを信じてしまう人は一定数いるようだが、
悪い奴は悪いから、カルトに巻き込まれないように気をつけたほうがいい。