もう25年ほど前の事。
東京の新宿、新大久保で飲食店の店長をしていた。
店は駅前だったが、事務所は4階建て雑居ビルの3階にあった。
1階が店舗と駐車場で、2階以上はマンションだった。
その2階の一部屋に、当時新大久保では有名だった、ラテン系の出稼ぎホステス達が
住んでいた。2LDKの部屋に、おそらく12名くらいが同居していた。
濃い顔の美人が多かった。
ある日、事務所に向かう時にその部屋の玄関が開いていた。見ると何人かが昼間から
寝ている。更に部屋の天井付近に張り巡らせたロープには、夥しい量の下着が干して
あった。どれも派手な色ばかり。パンティー?類は、全てティーバック。ガーターベ
ルトや網スト、透け透けの原色蛍光カラーのブラジャーなどばかり。
下着マニアを自称していた自分にとってはお花畑状態が目の前に広がっていた。
けど、既に「盗」からは足を洗っていたので、グッと堪えて3階の事務所へ・・
わずか数秒の光景が、今でも目に焼きついている。
その半年後、それらの下着を訴えられることなく、大量に(下着だけでも100点くらい)
手に入れることが出来たんだが、どのようにして手に入れたか?興味あるヤツがいたら
話そうと思う。