帰宅すると玄関ドアや居間ドアが全開、TVやビデオが点いたままキッチンで何か喰った跡、直前まで人がいた雰囲気って事が何度も続いてた。
嫁に話すと「ゴメンゴメン私だよ、朝に慌てて出掛けて」なんて言ってたが
ある日、俺がちょっと早めに帰宅すると近所に住む義父がソファにふんぞり返ってる
エッどうしたの?何やってんの?と思わず口に出たが無言でリュック背負って出て行った、呼び止めても無視。
散らかってる菓子や俺の本や趣味の物と義父のエログッズ。様子の異様さから義母に相談すると、検査はしている数年前から若年性痴呆とアルツハイマーが進行してると泣いて話してた。
それがキッカケで認知症の施設に通い出したが「お父さんはキチ○イじゃない!あんたのせいだ!」と嫁が周りに精神科通いと知れると恥ずかしいとギャン泣き。
こりゃ駄目だと義父が気の毒に見えた
勝手に侵入が出来ていたのは「毎日退屈だから家を自由に使わせろ」と言う義父に嫁が義兄と相談し合鍵を作って渡したと云う事だった。