>>165
婚姻件数と離婚件数を単純に比較し、婚姻件数の3分の1程度の離婚件数があったことを根拠にしているにすぎない。

例えば、2019年の婚姻件数は59万9,007組に対して離婚件数は20万8,496組なので、単純比較すると34.8%の夫婦が離婚していることになる。

とはいえ、日本では人口減少などの理由により婚姻件数が減少傾向にあるため、この算出方法だと離婚率が必然的に上がってしまう。

多くの人が当たり前のように思っている統計データも実は全く違っていたりする。

日本人の3人に1人が離婚しているというのは、瞬間風速的なデータにしか過ぎず、きちんと変数を捉える必要がある。

こういったデータ統計を出すときは離婚率に限らず、しっかりと変数を把握してから、他人に対しても語るように心がけよう。