中学入学位から家族の歯車が狂ってきた。
親とは全く話さず荒んだ生活を送ってた。
高校入っても友達は出来ず辞めたくて辞めたくて仕方なかった。
面白い事など何も無かった。
高1の終わりに学校辞めようと思って、超不仲だった母に泣きながら学校辞めて家を出たい事を伝えた。
北海道の不登校、中退者を受け入れてくれる学校の願書を取り寄せ、親戚の家に泊まり込みで働く事になるはずだったが、母の『クラス代えやってみたら?』
って言葉につられ嫌々ながら高2になった。
クラス代えとなると周りの環境ががらっと代わる。その中に嫁がいた。
特に可愛いわけでは無いがいつの間にかやけに気になっていた。
出会って2月後に告白、俺の全てになってくれ、心の奥から助けてくれ、俺自身の歯車を直してくれた。

今は出会って10年、結婚して6年。
昔のまま仲はいい。
まぁ軽く友達感覚に近いけど。


嫁がいたから生きられた。こいつが居なかったら今頃死んでるか捕まっているかどっちか。