ハゲをディスる内容があるんで苦手な人はスルーして

嫁は二つ上の職場の先輩で俺に優しくしてくれたし見た目は綺麗な部類だったけど、
嫌いな相手には容赦ないタイプで、当時のハゲていたクソ上司が大嫌いでいつもそのクソ上司のハゲをディスりまくってた
あのハゲを必死で誤魔化して不自然になってる髪型があいつの、小手先で誤魔化したりやり過ごす人間性そのまんまだとかね
当時俺は既に髪が薄く、祖父、親父、兄貴を見てもハゲるのは逃れられそうになく
あー嫁子さんハゲは無理かぁ…そうだよなーみたいに最初から諦めてた

でも嫁とは仕事仲間何人かで2人きりではないけどよく飲みやら休日も遊びに行ったり仲の良い先輩後輩付き合いをしていた
そうこうしてるうちに嫁から会社のみんなとじゃなく俺君と2人で行きたいとか思わせぶりなこと言い出してきたけど
もうハゲてきていた俺は嫁子さんからかってんだろうなーと本気で捉えてなかった
そしたらやっぱり私、性格キツいかな?としおらしくなられていきなり好きだと告白された
もうびっくりして俺、ハゲてますよ??と言ったら、嫁はえ?それが何?みたく何言ってんだこいつ状態
聞くとハゲ自体は全然気にならないし嫌ではない、あの上司が死ぬほど嫌いだからハゲも気持ち悪く感じただけとのこと

そうして正式に付き合うことになり結婚
嫁が俺を好きになってくれたのは俺君は自然体で一緒に居ると落ち着くみたいな理由だったけど
自然体でいられたのはハナから見込みなしと諦めてたから、変に意識したり緊張せずにいられたからと思うと
ある意味ハゲのおかげで嫁と結婚できたのかもしれない