続き

俺と嫁の唯一の強みの趣味も
A子に才能があったのか軽々プロとして活動を始めて(嫁は相当悔しかったらしい)
『自分には向いてないから』とすんなり辞めて老舗の2代目候補。

俺たちに子供がいる事が唯一の強みかと思ったが
「現オーナーが現役でいてくれる間に子供作らなきゃね」と計画していることを知って
嫁が発狂。
どうやら、嫁は母子家庭高卒のA子を見下していた(嫁は国立卒)が趣味の世界諸々では
A子にどうしても勝てず、砂を噛む思いだったと。
俺に惚れたことが先だったが俺がA子と交際していたから余計に燃え上がったと言い出した。
もちろん互いに愛してるし、子供たちもいて幸せだがまたあの女に負けるなんて!と泣いている。
もうね、幸せなんだけどさ、なんか惨めになってきた。あの時あの洋食屋に行かなければよかったよ、