>>961
間違いは認めるけど、結婚否定の根拠にするなら、そこだけ抜き出しても説得力ない

では、ショウペンハウエルがその言葉を引用している。

https://charm.at.webry.info/201601/article_1.html
その前提からアリストテレスは、人生で幸福を実現するためには『快楽(満足)の実感の総量』よりも『苦痛(災厄)の回避の総量』のほうが重要であると説き、
フランスの哲学者ヴォルテール(1694-1778)は『幸福は幻にすぎないが、苦痛は現実である』と語っているのだという。

悲観主義者らしく、ショーペンハウアーは人生とは楽しむべきものではなく、
克服して始末をつけるべきもの(何とか切り抜けてやり過ごすもの)だと語り、幸福に生きることとはあまり不幸ではない程度(我慢ができる程度)に生きることなのだと達観したような結論に行き着く。
最大級の激しい喜び・快楽を追い求めるよりも、耐え難いような苦痛や大きな不幸(災厄)を回避することのほうが、
結果としての幸福に近づくという考え方である。