>>842
具体的な名称はない、というか、症状と性格を区別しなければ、どんな精神障害でも自己正当化の道具にできる
軽い鬱病であっても、今日は気分が滅入るから子供に苛ついて怒鳴ってしまったなんて言い訳できる
気分が滅入るのは症状だが、子供を怒鳴る症状など無い

性格と症状が混同されやすい病気はある
特に人格障害は症状と性格がグラデーションのように繋がるから、どこを注意すればいいかわからなくなることが多いと思う
そういうものは専門家に頼らないと難しい
ちなみに自分の家族(妹)は10代で統合失調症を発症して、20年で3回入退院繰り返して5年前に寛解した
統失は精神障害の中では症状のインパクトが大きいけど、入院や投薬がかなり効くので人格障害より対処しやすいと思う

基本的に症状には共通項が見られるが、その症状に対する反応は十人十色
例えば妄想は症状の一つだが、その妄想を恐れて逃げるか、妄想に対して攻撃的になるかは人それぞれ
症状は選択できないが、それに対する反応は自身で選択できる
これを自分で体験して、選択の自由があることを発見できれば社会復帰の助けになると思う
ただ咄嗟に選択するには訓練が必要なのでカウンセラーなどからテクニックを学んだほうがいい
健常者だってアンガーマネジメントなどのメンタルトレーニングで選択肢を増やす努力をしているからね