日曜日にデパ地下で休職中の嗚咽を見かけた。
会社とは全く違うどこかのマダムみたいな格好で、家族はおらず、一人でアイス食べてた。
声をかけたかったから、俺もアイス買って食べる所に行こうとしたら、丁度席を立つところで、気がついてもらえなかった。
でも見れただけで充分、と自分を納得させ一人で食べてたら、もう帰ったはずの嗚咽が話しかけてきた。
相変わらず笑顔だった。何ヶ月ぶりに話したのに、近況も聞かずアイスのフレーバーを尋ねてくる嗚咽。
まるで数日のブランクしかないみたいに感じた。また年賀状だすねーて。さよならした。
おかげで昨日はまた嗚咽の夢を見れた。