いまだに心に折り合いが付いていない出会いはあった。

英会話教室に通っていた時に、
辞書を持っていなかった私に、
2冊あるからとそれを貸して呉れた姉御。

間も無く彼女が来なくなって、
辞書に書かれた住所を頼りに行ったら、
(世間知らずの私は分からなかったけど)
『組』の事務所だった。

〇長の溺愛する娘だったらしく、
良く持ってきて呉れたと可愛がられた。
その後私は転勤で他所に。
あのまま続いていたらと考えると複雑。