ある日、嫁に聞いてみた。
俺「なんで奢ってー、とか、どこどこ連れてって!とか言わないの?」
嫁「推しからお金取ってもしょうがないでしょ?推しにはお金をかけるんですよ!」
俺「 はぁ…」
嫁「まあ第一印象は最悪だったけどね!でもその声が堪らなく好き!ねぇ、腐女子の1番の夢ってなんだと思う?」
俺「…推しに尽くすこと?」
嫁「推しと結婚することだよ。」
嫁、俺に逆プロポーズしてきた。
そんなわけで、ババアとおっさんだとお互いに思ってた俺達は、推しと推しに尽くす腐女子の関係になり、恋人になり、夫婦になった。
12歳差の結婚。すると俺もいくつか変わったことがあった。嫁と同世代ならババアと思わなくなったし、女性の中にも厚かましくないのがいることがわかった。
そして何より子供の可愛さ。年子の姉妹がいるが、可愛くて可愛くて仕方がない。
読み聞かせを夫婦交代でしているが、嫁の血を引いたのか姉妹も声フェチなのか、嫁より俺の読み聞かせの方が好きだと言っており、幼稚園でも同じ組の友達に「ぱぱのこえかっこいいの!」と教えており、近々娘達の友達の女の子達がうちに遊びに来るようですw