遅れてすまん。
続き。
みなさん御察しの通り嫁が持ってきたのは黒ひげ危機一髪。
ビビリな俺はなかなか剣がさせずにいて、嫁をイライラさせていた。
最終的に手を掴まれて穴に刺し、黒髭が見事に嫁の顔面にヒット。
「うわわわごめんなさいごめんなさい」
「全然痛くないし平気。ほらほら続きやろ。」
その後嫁の手ほどきを何度も受け、食事までご馳走になり解散。
なぜか気に入られた俺は中学に進学したあとはほぼ嫁に連行される毎日を過ごすことになった。
高校卒業後、就職する嫁は、大学進学か高卒で働くか迷ってた俺に、「また迷ってんの?やりたいことやれば?なんか迷う理由でもあるの?」と聞いてきた。