本当の笑顔なのか分かりませんが、子供達に笑顔が戻りました。
経過をずっと見ていた母弁の話しですと、最初はギクシャクをしていましたが、夕飯時には打ち解け始めていたそうです。
子供達は明日再婚相手と一緒に、上野動物園にお出かけらしく、家に帰って来たら明日のお弁当作りを、長女と再婚相手候補が仲良く作っていました。
まあ流石は幼稚園の先生、子供の扱いは手慣れたもんです。
どうよ、私の見立ては正解だったでしょうの母のドヤ顔にはうんざりしましたが。
今夜は泊まりの予定ではないので、母達は駅前のビジホに宿泊です。
そう言えばこの半年近く、日中家族全員で何処かに出かける事は殆どなかった。
理由は良くは分からなかったけど、妻が何故か昼間出かけるのを嫌がった。
妻が昼間間大生を家に連れ込んでいたのを考えると、危険信号は前から出ていたのか。
それに気付かなかった私は、とことん間抜けだったのだろうな。
間大生が私を小馬鹿にする態度を取るのも、無理はない訳だ。
虚しいな、もし子供達の存在が無ければ、間違いなく妻と間大生を、あの日自分の手で処分をしただろうな。
ごめんな子供達、こんなバカな父親で、本当にすまなかった。でももう少しだけでいいから父親として一緒に、居させて貰えると助かるよ。