昨日嫁さんの方言を相談した者だけど
「そのままでいい」ていう意見がうれしかった
そうだよな!と思って もう気にするのやめてほしくて
テレビで関西弁が流れてきたタイミングで
「関西弁は関東でも通じて市民権があるし、他の地方の言葉もそうなればいいのになー」
みたいな感じでさりげなーくそっちの方向に話を持って行ってみたんだけど
嫁さんは「そうはいかないよ〜」と苦笑い
じわじわと話を進めた結果 嫁さんが家の中での標準語にこだわってた理由がわかった

子供のためだった
学生の頃に バイト先で休憩時間に方言をしょっちゅう話題にされていじられて
「結婚したら言葉治したほうがいい。子供が東京で訛ってたらみっともないしいじめられるよ」
的なことをパートのおばさん連中に言われてたんだと
「地方の言葉は単語や語尾が荒くてやっぱり下品な印象」
「自分が子供なら親がはしたない言葉使ってたら嫌」
「言葉がキレイで丁寧なことは大切、ヤンキー一家とか見てもそう思うでしょ」みたいなのを

嫁さんは自分が苦労したから、子供には同じ思いさせたくないってずっと思ってたらしい
ちなみに今3才の息子はイヌをなでるとき「めんこ!」(めんこい、の略?)と言う
俺はそれがすごくかわいくて好きだ
息子の「じっちゃ」「ばっちゃ」という発音の優しさも好きだ
保育園でいじめられてるって話も聞かない(だから嫁さんも気づいてないんだろうし)

言葉使いがちゃんとしてることは大切っていうのはわかるよ
子供が異端として弾かれないための配慮だって親として重要、これもわかる
でも生まれ育った土地の言葉を「みっともない」とか「下品」とか言われ続けた嫁さんの屈辱を思うと
なんかすごい嫌な気持ちになる

あーーーーーーイヤな気持ちだ
昨日は嫁さんに「そんなこと気にすることない」って言ったけど
「○○くんはそう思っててくれても、そんでない人もたくさんいるべ〜」と困った笑い方された
あーーーーーー
嫁さんの好きなガーリックトースト買って帰る
ごめん なんかもうただのグチだな 邪魔した