>>570
続き

嫁からのメールが、「最寄り駅についたからあと15分しないくらいで着くよ」って内容だった。

そのメールを受け取った俺はオニオングラタンスープに、フランスパンとピザ用チーズを加えて、オープントースターヘセット。
やっぱり、温かいものはできたてが美味しいからね。

そろそろ完成かなと言うタイミングで、チャイム。嫁、到着。
「おじゃま〜(^-^)」という声と共に、流れるように、居間へ。
手には何やら酒瓶らしいものを持っている。
コートを脱ぎながら、ニコニコ顔で待つ嫁。この笑顔に、やられっぱなしでした。
「ん?それって酒?冷やしとこうか?」
「うん、よろしく。シェリー酒なんだ」
「はいよ〜、もう少しで、スープも仕上がるよ」
「やったー!(^-^)」
冷蔵庫にシェリー酒を入れたら、ちょうどスーブが仕上がったので、ふたり分のスープと、バターライスを盛って、嫁の前へ。
付け合わせには、カレー風味のマッシュポテトと、小さめのポークソテー。
「俺さんのオニオングラタンスープは、私のお気に入りなのだ(⌒0⌒)」といって、美味しそうに食べる嫁。
うまそうに喰ってくれるだけで、つくる甲斐あるよね。