随分前の話
思い切り寝坊して、10時過ぎに電車に乗っていた
乗り換えの始発駅も人気無く、七人掛けの真ん中に腰を下ろした
いよいよ発車の時間も近づいて来た頃、若い女の子が息を切らせながら俺の隣に腰掛けた
間もなく電車は走り出し、俺は見慣れた景色をぼんやりと眺めながら上司への言い訳を考えていたら…
若い女の子は眠ってしまったらしく、上半身で舟を扱いていた
いくつかの駅を過ぎた頃には、女の子は俺にもたれ掛かる様にして眠っていた
イイ匂いがした
目的の駅の少し前、女の子は漸く目覚めた
メッチャ謝ってきたが、詫びは要らないからデートしてくれと頼んだ
返事はok
昼食を共にした後、ラブホで彼女を頂いた
美味かった