24で入社した建築系の現場監督していた時の話。
現場系なので社員皆は忙しく、これといった教育係は居なかったので
取敢えず竣工間近の現場で見習い開始する事になった。
会社から出向していた社員数名の中、そこに30歳の女性監督が居た。
下請けのおっさんや若い衆の受けも良い小柄な鈴木保奈美って感じ。
社内の独身上司(佐野史郎)が保奈美を狙っているのが見え見えだったし
年上の女性に興味も無かったので結構距離を保った付き合いをしていたつもりだった。
だが、その振る舞いが気に障ったらしい保奈美は何かと絡んでくるようになる。
現場系の仕事に長くいるとデリカシーも欠けてくるのか下ネタ混じり茶化す。
そんな保奈美の興味を引きたいが為に史郎も一緒にいじってくるが空回り・・・。
どっちも適当にかわしつつそれなりに切り替えしたりで数日後に
保奈美「山口君賢いわね、頭の回転速い奴私は好きよ」と、上目遣いに告白されました。
それからはお仕事も含めて付かず離れず気に入って頂きました、と。