3年勉強して予備試験は2回受けて合格、司法試験は一発だった。ぶっちゃけ俺天才じゃねって思った。司法修習が終わって俺は晴れて弁護士になり、そこでようやくプロポーズした。
「嫁さんと家族になりたいです、結婚してください」って言ったら嫁はめちゃくちゃびっくりしてたし、せっかく弁護士になれたんだからこんなおばさんじゃなくてもっと若くていい子探しなよとか言われた。
だから俺にとって嫁は人生の転機どころか人生そのものだと思ってるからもう他の人なんか考えられない、今の俺があるのは嫁のおかげだから死ぬまで一緒にいて欲しいと土下座する勢いで食い下がった。
俺が一方的に話しまくった後、短い沈黙があり「…別れたくなっても別れてあげないから」という一言。この時の嫁の顔は今でも忘れられない。誰よりも美しいと思った。
お互い忙しかったし双方の希望で結婚式も新婚旅行もせず、婚姻届を出しただけだったが、嫁と家族になれただけで幸せだし嫁もそう言ってくれる。
機能不全家庭で育ちメンヘラだった俺が初めて生きようと思えたのも、生きてて楽しいと思えたのも、こうして幸せになれたのも全部嫁がいてくれたから。これからも苦労かけるだろうけど、俺は全力で嫁を幸せにするよ。
長くなってすまん。