>>107
霧島君は一途な青年、圭介とは対極と言う設定ですか。
祐子は自分を「不貞しただらしない女」と評し、冷静になろうとしている。
原作でも元嫁を「見捨てた」人はほとんどいなかったと新築は言ってます。

ただ一番大事な元夫と実娘達から離縁され、自らの行いを悔いるハメに。
見捨てて欲しくない人に見捨てられ、それ以外の人から手を差し伸べられる。
心が満たされることは永遠に無い、人生の皮肉を地で行く展開です。

まあ若者が職場の美人人妻に惹かれ、離婚されて接近のチャンスができた。
申し出は嬉しいけど、結局失ったものの大きさを再認識して落ち込むハメに。
祐子にはずっと苦しんでもらわねば。夫婦の絆を裏切ったツケなんですから。

物語も最終コーナーに差し掛かりますね。しんじと綾の描写が楽しみです。