>>72の続き

「聞こえてるから、もう少し離れても大丈夫だよ。ほかの人の目もあるし。」

「私は転勤がさみしくて泣いてるんじゃないですよ。というか、そうなんですけど。
でも違うんです。」

「……。(酔っぱらってるなぁ。汗)」

「聞いてます?内田(仮称)さんだから泣いてるんです。」

「それ告白?今のは告白として受けとるよ?」

「いいですよ。」

この時点で寧々が私のことをホントに好きなのか半信半疑でしたが、
『これは寧々を抱けるな』と思い、妻に遅くなる旨の連絡をしました。