義務化に賛成する。
ただし、鑑定して我が子だと認められた場合に発生する責任は、今より重くするべきだと思う。
近年は離婚率の上昇で、低賃金の男が結婚と離婚を繰り返し、前妻現妻それぞれに実子を産ませた結果、
前妻側の実子が貧困するという事態が発生している。
現在の法律だと、離婚後、再婚して新しい家庭を築けば、養育費が減額されることが許されているからだ。
これでは同じ実子にも関わらず、前妻の子は教育・習い事などを制限されてしまう状況に追い込まれてしまう。
この件は、もう随分前から何かしらの改正が必要だと問題視されてきた。
そのため、実子だと明確に提示する義務を課すなら、その実子に対しての責任を最後まで試行する義務も明確にすべきだという声が必ず上がるはずだ。
養育費の増額、養育費の計算方法の改正(子供の人数ごとに個別支払いに)養育費の支払い期間の延長、
および強制徴収(前妻の意思に関係なく支払う義務とする。
支払いが滞った場合違反金が発生する、万が一連絡が取れなくなった場合、居場所特定の捜査費用なども本人負担など、バックレ防止策)
その他にも、妻の有責の場合(不貞・育児放棄・DVなど)は原則夫が親権を持つことにする(その場合妻側が養育費を支払う)
離婚後も実子に対してのあらゆる責任を負う(金銭面以外でも)
子供の人権(片親差別)などの問題から、離婚の抑止策として有責者の慰謝料増額、再婚制限、生涯賃金による一人当たりの出産制限なども制定されるかもしれない。
DNA鑑定技術のさらなる確立(サンプル取り違え、検査ミスなどの防止)も課題になるだろう。

何かを義務化するということは、それに関係するあらゆることを厳格にするということだ。
結婚・出産・養育・離婚はつながっている。
どれか一つの部門に新しいルールを制定するときは、つながりのある他の部門にも波紋が広がるのだ。