ちょっとおっさんの昔話をしていいか?
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強烈な人生ではないが、そこそこ嫌なことばかりあった。
ありがとう
2チャンネルを読んでいると、壮絶な人生をおくっている人が大勢いる。
俺の話はありふれているかもしれないが、ちょっと誰かに話したかった。
おれは山の中の田舎町で生れたが、親父とお袋がガキだったんだ。
精神が子供同士で結婚すると、とんでもないことになる。
親父は子だくさんの当時としては珍しい一人息子。祖母が溺愛して育てた。
母親はアホで、母親と姉に頼り切り。
つまりどちらも経済観念が全くなく、欲しいモノは買うというヤツだ。 親父は公務員だったのでその町では結構な給料をもらっていた。
でもお袋は適当に金を使う。
親父も欲しいモノがあったら買う…だった。
幼い時はよく分かっていなかったが、長男だった俺はそのうちすごい不安になった。
だって新しい家電製品がでたらすぐウチにある。
友達の家にもないのに。
お袋も店に行っては「安い!」と言って大量買いして、結局腐らせるということばかりだった。
母親の姉は工場で働いていた。伯父も工場で働いていて、子供はいなかった。
それで俺や俺の兄弟達をもの凄く可愛がってくれていた。
ところがある日気がついた。
金が無くなったら、お袋は姉に金を貰っていたんだ。
いくら子供がいないといっても工場で働いているんだ。ボーナスだってない。
小学生だったが嫌な気持ちになった。 この書き方ペースじゃ、結婚生活突入するまで夜までかかるだろうな。
夕方頃にまた様子見に来るよ。 当時、自家用車がそろそろ普及していたころだ。
親父は車が欲しいと喚きだし、ディーラーを呼んだ。
中古車だったが買うことにした。
成約してセールスマンが車を持ってきた日、伯母夫婦がやってきた。
なんだろうと思ったら、伯父が札束を出した。
…表向きは借りたという事だったが、数十年後伯父に聞いたら「返してなんかもらっていない」と言われた。
俺の家の生活はずっとそんなだったんだ。
餓鬼だった俺の知らないところで、一体どれだけ伯父伯母から金を貰っていたのか考えると、鳥肌が立った。
18歳で地方駅弁大学に入学した俺は、やっと家族から離れられて気ままに学生生活を楽しんでいた。
…あれは大学三年だった。 初めての書き込みなんだ。すまん。
家から電話が来た。父親の祖母ちゃんが同居しいたんだが、なんの事かよくわからん話だった。
帰省して尋ねても祖母ちゃんは口をにごす。
でもお袋の様子がおかしい。
親父はその頃、役所の中で窓際に座らされてストレスがたまっていたらしい。
モノは買う、ギャンブルはする(餓鬼の頃から賭博が好きだったらしい)で弟妹達はつらい思いをしていたらしい。
1週間くらいの帰省じゃよくわからなくて…って言うか知りたくなかった。
餓鬼の頃から親の喧嘩を止めに入っていたのはトラウマだ。
殴り合いの喧嘩を何とか止めなきゃと思ってチビの小学生が2人の間に飛び込むんだ。
だって弟達は泣いているだけだし、俺がやらなきゃどうしようもなかった。
そして俺は就職した。
もちろん田舎じゃなくてそこそこでかい都市だ。
慣れない仕事でなんとかやっていたが、そこへとんでもない電話が来た。 慌てて帰ったら「離婚騒動」になっていた。
お袋がサラ金から金をかりていたのが理由だ。
この歳になって分かるんだが、多重債務者って犯罪者と似たようなもので、絶対に本当の事は言わないんだ。
親父にも正確な借金は言わない。多分本人も正確な金額は分からなかったんだろう。
親父に責められて白状した金額は3千万円だった。
言葉もなかった。親父は怒り狂うしまだ高校生、中学生だった兄弟は泣くし。
祖母さんはおろおろするだけ。
そんなになるまでばれなかったのは、祖母さんが督促状を全部親父に隠していたからだった。
でも三千万円…親父は何とかしようと思ったが、世間知らずの田舎の公務員だ。
でも、県庁にいた昔の先輩が知恵を貸してくれて、今じゃ違法だろうが、別な名目で金を借りてきた。
でもそれだけでは済まなかったんだ。 お袋は2人だけになった時、俺に言った。
「実はとうさんに怒られるからいえなかったけど、まだ他にもあるんだ」
いくらだよ、とビビってきいた。
「二千五百万くらい…」
頭が真っ白になった。
「とさんには絶対に言わないで」
そんなこと言っても…と思ったが泣くお袋をみて責める言葉もなかった。
お袋だけが悪いんじゃない。高給取りでもないくせに自分の好きなモノを勝手に買っていた親父にも責任はあるんだ。
俺はとりあえずお袋を問いただして、離れた市のサラ金を一軒一軒回り、お袋がどこにどれだけ借金があるかを調べていった。
やっぱり二千五百万円近くはあった。
何をどうやったら普通の主婦が五千万円以上の借金をできるのか。
俺は社会人一年生で、貯金どころかクレジットカードでさえ作れないくらいだ。
でもお袋はなんとかしてくれと泣く。
…どうすりゃいいんだよ。 C円
あくまで昔話だよな?
現在進行形じゃないよな? >>15
バカ両親のバカ育ちの下りから予想できた展開だから、気にもならない。
続いてどうぞ。 ものすごく嫌だった。でも頼れるのは伯母夫婦しかいなかった。
伯母伯父も心配していた。お袋と2人で行って土下座した。
今までしてくれたことも返せていないのに…。
伯母は姉ななので何とかしたいと思っていたようだが、伯父は義理の妹家族のことでしかない。
それに今までも普通では考えられない位のことをしてくれている。
俺は伯父に甘えたんだ。思い出すだけでも自分に反吐が出る。
伯父は黙って聞いていたが、伯母に「出してやれ」と言った。
少ない共働きの給料から毎月貯めていた金だ。
翌日、伯母が預金通帳をもって、俺とお袋の三人でサラ金を回った。
伯父の老後資金は無くなった。
伯父は「お前が負担に思うことはない。返そうなんておもうな」と言ってくれた。
それを言われて俺は両親と自分を殺したくなった。 >>16 もう何十年の前の話なんだ。
その前にひとつ話があったんだ。両親と俺で親父の上司の所へ言った。
もう問題になっていたしな。
そこで上司からお袋がまだ借金があったことが分かったんだ。
お袋は俺にまで嘘をついていたんだ。
もう犯罪者だよ。証拠を突きつけられるまでシラを切りとおすってやつだ。
まあドタバタはあったが、何とかおさまった。
親父は三千万円を銀行に返す。
俺は伯父に二千五百万円を伯父に返す。
で、どうやってそんな大金返すんだ。
給料はカツカツ。毎月少しずつと思ったが伯父の性分からして受け取らないだろう。
バカと言ってくれ。俺は仕事に逃げたんだ。
何にも考えたくないから仕事漬けの社畜になった。
20代なら遊びたい、女の子とも付き合いたい。
好きになりそうな子もいたし、趣味が悪いのか俺と付き合いたいと言ってくれた子もいた。
でも全部抑え込んだ。言えねえよ。「俺は借金ありますが一緒に苦労してくれますか?」なんて。
おかげで上司の覚えはめでたかったが、私生活では何にもない20代だった。
でもこれも大学までいかせてもらったことの償いだよな、と思いこませようとしていた。
本当につらかったのは弟達だと思った。中学生、高校生の頃に家にいて両親の怒鳴りあいを見て育ったんだから。
忘れていたが弟一人と妹一人な。
20代の終わりに一つ大きな仕事の結果を出せた。
で本社に引っ張られたんだ。100%社畜になっていた俺は評価されて嬉しかった。
で、本社に行ったら、それまで以上にきつかったんだが、まあ当然だろう。
きつい上司にしごかれた。新入社員が周りにいる前で「辞めちまえ!」と怒鳴られて涙目にもなった。
新入社員達はドン引きしてたが。
でもこのまま頑張れば課長にはなれるな、と思って頑張っていたんだ。
そんな日、また電話が来た。
親父からだった。「お袋がガンになった」
両親はまだ50代だったんだ。
上司に休暇をもらって田舎に帰った。
病状を聞いたら素人の俺でももう治らないと分かった。
医者をやっている知り合いに相談したら、都会の大きな病院だったら何とかなるかもと言われた。
入院していたのは田舎の病院だが設備はよくて、何よりお袋の姉伯母もいるし、妹もいるからお袋は離れたくないと言った。
親父も反対したので無理強いはしなかった。
有給休暇をもらっては田舎に帰っていた。
翌年の夏、もう駄目だと聞いて田舎に帰った。
たまたま親父が仕事で居ない時、医者にあと一週間もちませんと言われた。
両親は喧嘩はしていたが、お互い子供なので普段は仲が良かったんだ。
子供の俺から見たらDQNのバカップルだったが。
そしてお袋が死んだ。妹は結婚相手がいたんだが遅かった。 葬式も終わらせ、初七日が終わって俺はまた社畜に戻った。
親父は古かった墓を建てなおすと言っていた。
がっくりとはしていたが、甘えん坊の親父にしてはきちんとしていたから、心配していなかった。
まあ、この分だと大丈夫かと思っていたんだ。
上司に怒鳴られる生活に戻って二週間後、毎日のことでフラフラになって深夜アパートに帰ったら、田舎から電話があった。
弟で「親父が倒れた」と。
何かの冗談かと思ったが、電話は病院からで、看護師に病状を尋ねたら「すぐ来てください」とと言われた。
翌朝一番の電車に乗り、田舎に帰った。
本当になんの冗談かと思っていた。
病院に着いたら、もう親父の意識はなかった。元々高血圧だったので頭の血管がボン!
そしてそれから数日後親父は死んだ。
今度は俺が喪主だよ。一か月に二回の葬式は嫌なもんだ。 実はお袋がガンで入院していたころ、上司と外出したら、「おい、そこの神社でお参りをしよう。お袋のためだ」と言ってくれたんだ。
それでお参りしておみくじを引いたら…「大凶」だった。
俺より上司が慌てて、「もう一回引け」と。もう一回引いてみたら、どんな確立だよ。
また「大凶」。上司と2人で黙り込んじゃった。
>>26 確率の間違いな。おっさんだから物忘れがひどいんだ。
親父が死んだあと、色々な手続きで親父の退職金と両親の生命保険でまとまった金が貰えることになった。
この辺のゴタゴタは色々あったんだが、とりあえず兄弟と話をして、伯父に金を返すことになった。
残りは平等に分けた。
伯父と伯母には「両親の命の金だから」と言って無理やり受け取ってもらった。
これで俺は少しだけ心が楽になった。
問題は祖母さんだった。
俺は遥か離れた本社にいる。弟も遠い。妹は結婚する。
祖母さんはもう80代。一人暮らししていて何かあったら長男の俺はすぐには戻れない。
でも仕事は楽しい。社畜だもんな。でも長男だし…悩んだ。
本社の連中には引きとめられた。ありがたかったが、
やっぱり餓鬼の頃から長男で洗脳されていたから、俺は戻してもらった。
出世の道は無くなったし、会社の規定で1年後には部署を異動しなきゃならなくなった。
そして、翌年妹を嫁に出した。
両親が亡くなった時、妹の相手の親も来てくれたんだ。車で1時間くらいのところにいたから。
で、俺心配になって妹にきいたんだ。お袋が不始末しでかして大勢の人に迷惑かけたことだ。
「相手の親は知っているのか?」
「わからない。私からは言っていない。だって…」
そりゃそうだ。そんな母親の娘なんか普通反対する。
で、俺、相手の両親の所へ行って土下座した。
「こんな親の娘でも結婚させてほしい」って。
向こうの両親はとてもいい人で、「そんな事はどうでもいい」と言ってくれた。
めでたく結婚式も終わり、俺はまた社畜に戻ってあちこち走りまわっていた。
もう30もとっくに過ぎてたし、結婚するような相手もいない。
祖母さんはまだ元気で一人暮らしをしていたが、婆付きで付き合ってくれる人なんていないしな。
そして妹に子供が生まれた。
嬉しかった。病院にいったら看護師さんが「おめでとうございます」って言うんだ。
アルコールの臭いは嫌な思い出しかなかったからすごく変な気持がした。
その頃になったら俺も給料が上がってそこそこ自由になる金ができた。
妹の子が可愛いくていろんなものを買ってやった。それに妹に毎月少しだが金を渡していた。
生活が大変そうだったしな。それが実はまずかったんだが。 仕事で大事な取引先があって、ある日そこのおっさんから「見合いしなか?」と言われた。
「へッ?俺見合いで結婚できるタイプじゃねえし」と思ったが、社畜としてはここで相手を怒らすわけにもいかない。
「はい、します」で見合いすることになった。で、嫁さんと会ったんだ。
好みのタイプではない(向こうもそう思っていた)が、何度か話しているうちに悪くないんじゃないか、と思い始めた。
で、結婚した。祖母さんは相変わらず元気だし、なんの問題もなかったんだ。
ところが妹にしてみたら面白くなかったんだ。
それまで俺は独身で金も自由に使えた。でも家族ができたらそうもいかん。
妹と嫁は全くタイプが合わないのも重なって、険悪になっていった。
まあ、俺はお互いに家庭を持ったし、妹夫婦に干渉する気もなかった。
しかし妹にしてみれば、今まで通りにしてくれない、つまり援助をしてくれないのが気に食わない。
でもそれは俺には言えない。で嫁の悪口を言いふらすことになる。 その程度ならどこにでもある話で俺も嫁もほったらかしにしておいた。
ある日、弟から電話が来た。俺は父親に干渉されて育ったから、弟は男だし年に1回くらい電話する程度だった。
なんだ今ごろ、と思って電話にでたら…またまた頭が真っ白になった。
友人の連帯保証人になって友人がバックレ、その借金を借金で返すことを繰り返しているうちに、
二千万以上になった。助けてくれっていう話だった。 車飛ばして弟の所へ行ったら、本当によくある話で、事業をしていた友人が金に詰まり、
銀行も貸してくれないので、友人を連帯保証人にして金融屋から金を引っ張った。
でも商売はうまくいかず夜逃げ。あとは連帯保証人にってこと。
それが数年前だったことに驚いたのと、自転車操業で借りては返しってことを
やっていたため、元金はいくらだったのかわからんが、既に2千4百万円という金額になってしまった。
そこで俺に電話。
ふざけるな!と思った。頼られたって俺にも金はない。
でも兄だからほうっておけない。
嫁には全部話した。結婚前に両親の不始末の話はしていたが、これにはびっくりされた。
そりゃそうなんだが、嫁の偉いところは、弟のことも俺のことも一切責めなかったことだ。
すまん。病院に行くから帰ってきてからまた書く。
おっさん、スレたてるのも初めてだから下手ですまん。
>>32
金は怖いんだが、それに振り回される人間が怖い。 >>34
おっちゃん、どこか悪いの?(´・ω・`) 嫁の取り乱さない、どっしり空気はどこ由来?
同じく修羅場な家庭出身だったから、なんてな。 色々言いたいことはあるが、ひとまずは
1が全部書き尽くすまで待つことにする >>38 すまん
>>39 期待に応えられない。エロはない。パンツはいていてくれ。
弟の所へ行った時、弟の職場の上司と先輩に相談にのってもらった。
手土産持って頭を下げた。
母親の時を思い出して涙が出た。
色々あったが、そんな金は俺にもないので、自己破産させることにした。
弟には不満はあったかもしれない。
でもどうしようもなかった。
俺が本当に頭に来たのは、戻ってから電話で弟に「兄貴が泣いていたのを見て本当にまずいことをしたと思った」と言った事だった。
お前は友人がバックレた時に大変なことだとは思わなかったのか?
弟は几帳面な奴だと思っていたので、裏切られた気持ちでいっぱいだった。
もう、こんなことはこれでおしまいにしてほしかった。
でもまだ続くんだ。 弟の件があって俺は不安になった。
妹のことだった。
義理の弟は良い奴なんだが頼りない。
おまけに夫婦そろってパチンコ好き。
妹はブランド好きだ。義弟の収入は決して高くはないはず。
俺は秘かに情報を集めだした。
すると想像をこえた嫌な情報ばかり集まってくる。
こっそり義弟の実家にも行った。
次第に頭痛がしてきた。
母親の問題の時に一番傷ついたのは妹だったはずだ。
嫁にもいけないと泣いていたのに…。 俺は誰にも言わずに対策を立てていた。
妹に言っても逆効果だと思ったからだ。
債務処理の方法を調べたり、万一闇金にまで手を出していた時の為に、ちょっと知り合いになった警察官(刑事)とも親しくなっていた。
人から見たらバカだと思われるだろうが、必死だったんだ。
ある日、義弟から電話が来た。
義弟は妹のやっていたことを全く知らなかったらしい。
嘘だろうと思った。夫婦だったら家計がどうなっているかも分かっていると思っていたんだ。
すぐに会って状況を聞いた。
幸い…でもないが闇金までは手を出していなかった。
すぐに今後の対策をあらから説明し、弁護士の所へ連れて行った。
すまん。頭を整理していなから前後関係が無茶苦茶になっている。
実は会社で元々いた部署からあちこち異動させられて、その当時は金融の子会社にいた。
だから普通の人間よりは法律とかに詳しかった。
当時妹の子供は受験生だった。家庭でそんな問題があったら勉強どころじゃないと思って心配だった。
それで義弟に言った。「全部子供に説明しろ」って。
もう小学生じゃないんだから、説明したほうが安心できるだろう。
それで後は弁護士との間で話をしろと言って家に戻った。
翌々日電話をした。子供たちに話したかきいた。
「話してません」…お前、何聞いていた。
思わず怒鳴ってしまった。今思えばまずい対応だったが、その時は本当にキレた。
母親の事、弟の事、そして妹だ。
解散コールは1:55から
「12.19 街頭演説、国民の怒りと危機管理への不安」 ←(この動画のurlが貼れなくなったので)コピペして検索してください
国民に罵声を浴びせられ駅前交番に避難するテレビアカヒの取材班 12/19正午 新橋駅前
http://blog-imgs-44.fc2.com/d/e/l/deliciousicecoffee/111219_124643_ed.jpg
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| ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! 野田政権が早く終わりますように
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怒鳴った翌日、また電話をした。すると妹が出てきて怒鳴られた。
「あんたに何の権利があってウチのを怒鳴るんだ」と。
あっ、もう駄目だと思った。
こいつは自分の母親がしでかしたことで泣いたのをすっかり忘れていやがる。
自分の子供たちに自分がされたことをしている。
スパイラルだ。
それまで弟妹に罪悪感を抱いていた。
俺が家から離れてのほほんとしている時に、こいつらは実家で全部体験していたんだ、と思っていたからだ。
でもそれで俺の心はつぶれた。
俺は自分で一生懸命やったつもりだったが、母親にも父親にもそしえ兄弟にも分かってもらえず、
結局俺の独りよがりで自己満足でしかなかったんだ。
すまん。自分でも何言っているんだか… 少なくとも自己満足じゃないぞ。
おっちゃん頑張れ(´・ω・`) >>47 俺は昔から日教組の教師にいじめられたので、あいつらは大嫌いだ。
父親も公務員だから自治労だったが。
それで俺の兄弟との関係は終わった。
恨まれているのは知っている。
嫌でも耳に入ってくるから。
親と三人兄弟のうち、金の不始末をしていないのは俺だけなんだ。
甥や姪は可愛いが、もう会うこともないだろう。
そして自分のことだ。何十年もトラブルを抱えて生きてきて、さすがに壊れた。
壊れたっていうのは身体にガタがきたってことか、
パニック障害のように自律神経に不調がきたって方か。
紆余曲折あれ、とにかく頑張ったよ。
根本的に手当てすべき場所が、ずれてただけで。
動じない嫁は、側に居てくれてるのか?
金融屋では色々なことをやらされたが、最悪は督促担当だった。
もちろん893みたいなことをしたら罰せられるから、あくまでも法律の範囲内だ。
でも、払う気のない奴は別として、どうみても払えない、払える能力のない客に督促電話をかけるのは心が痛かった。
でも仕事だ。
そして利息制限法の改正前までは、会社は儲かったんだ。
ヒラの俺でも一回のボーナスが100万円を超えた。
嫁は喜んだが、俺は複雑だった。
この金の後ろに何十人泣いた人、家族が壊れた人、死んだ人がいるんだろうか。
周りの同僚は上司はそんなこと思いもしないで浮かれていた。
そして壊れた。 >>52 ありがとう
ある日、起き上がれなくなった。
何でもないことができなくなった。
会社で最後に帰る時、戸締り、パソコンの電源オフなどきまりきったことができない。
人と話すのが拷問のようにつらい。
病院に行った。おなじみの「うつ病」ってやつだった。
休みたかったんだが、上司が休ませてくれなかった。
それで車で出張にも出ていたんだ。
辛くて辛くて、高速道路を走っていたらカーブがあった。
「このまままっすぐ突っ込んだら楽になれるかな」と思った。
寸前でやめた。
まだ死ねない。俺の妻や子供らはどうなると思った。
それを考えたら死ねない。でも余計に病気になったことに罪悪感を覚えた。
妻には何の責任もない話なんだ。
妻は普通のサラリーマン家庭で育って、親も俺の親に比べれば天地の違いがある立派な親だ。
妻はサバサバしたところがある。
ある時「俺の親や兄弟の話をあんたの親に言わないでいてくれるだけでも助かる」と言ったら、
「親に言って解決する話じゃないでしょ」と言われた。
涙がでそうになった。
そりゃ夫婦だから喧嘩もするし不満なところもあるが、それだけでも俺は助かっている。
もし嫁がそうでなかったら俺は首をくくっているだろう。 何とか求職させてもらい通院したが、すぐに良くなるわけはない。
2年間の休職期間が過ぎたので復帰した。
上司たちは俺にきつくはなかった。むしろ気を使ってくれた。
でも俺はその会社が嫌だった。
もちろん金融屋が必要なことは分かっている。
高い利息でも借りたい人がいることは知っている。
でもなぁ…。
復帰して数カ月、俺は雑用係のような立場だった。
イベントがあった。
それに参加して客に「キャッシングカード」を作らせるんだ。
作り笑顔で仕事をしていたら、可愛い3歳くらいの女の子がやってきた。
俺は風船を持っていたからだと思って風船をあげた。
まるっきり無関係の、第三者の立場から見てみると、
兄弟の縁がプッツリ切れて、それで良かったんだよ、と思う。
これまでお前は「誰かの為に生きる」人生しか歩いてこなかった。
もし運悪く、実家兄弟と仲が続いていたら、何時までたっても
何処までもお前は「誰かの尻拭い」の人生しか生きられなかったろう。
たぶん、身を削って生きる方が、お前の心にとっては「楽」なんだろうけど、
でもそれだけに生きて、自分自身の本来の人生を一歩も歩かず終わるのでは、
あまりにもお前自身が救われないじゃないか。
男に向かってかける言葉じゃないが、これまでのお前はとても可哀想だった。
泣いて逃げて良かったのに、借金バカ過ぎたけど、家族が好きだったから、
たかが金程度で、家族全員憎み合うよりは、俺が引き受ければそれで収まるんだって。
お前は自分に出来ることは全部やりきった。誰にも文句付けられる謂れなんて無い。 >>57 求職じゃない休職だった。
やっぱりまだ駄目だな。
ところでその女の子だが、風船をあげても帰らないんだ。
俺の左手の小指をちっちゃな手で握って引っ張るんだ。
そこへ女の子の親が来た…DQNではないが、生活力がなさそうなタイプだった。
女の子は親がきても俺の小指を握りどこかへ引っ張っていこうとする。
母親が話すと、どうも俺と遊びたいらしい。
親がびっくりしていた。「この子、男の人が苦手なんですけど」
>>59 ありがとう
そうなんだよな。誰がみてもそれが正解なんだろう。
女の子なんだが、俺に一生懸命話しかけるんだ。
俺は餓鬼の頃から6歳以下と60歳以上の女には好かれるんだ。
その間には縁がない。なぜだか一向にわからない。
するとそこに別な社員が寄ってきた。カモだと思ったんだろう。
案の定、女の子の親はカードを作った。
俺は止めたかった。今俺の小指を握っているこの子の未来に、大きな落とし穴を掘ったと思った。
女の子の顔を見ていたら、いい歳なのに涙が出てきた。
親が来たので慌ててごまかした。
その日から少し経って俺は会社を辞めた。
嫁がパートで働いているが、貯金を食いつぶして生活している。
こんな状態になっても嫁は俺に文句を言わない。
二度言ったのが「私はいいけど、子供たちにとって父親が働いていないのはよい事じゃないと思う。まあ、あせらないでまた頑張れるようになって」だった。
それから言われたのが「あんたは兄弟にやさしすぎたんだ。というより甘やかしたんだよ」って言われた。
確かにその通りなんだが、前に書いた通り、俺には弟達に罪悪感があったんだ。
それが結局、一番悪いことになったんだと頭はでは分かる。
でも俺のやってきた事が全て否定されるようで、心は痛いんだよ。
今になってここに書こうとした理由。
実は月曜日に面接を受けたんだ。
結果はまだ来ていない。駄目だろうと思う。
でも久しぶりにネクタイをして背広を着た。
そして面接で頭をフル回転させた。
少しだけ前に進めたと思った。
自己満足の話ですまない。
細かいことは一杯あって、書けないことも多いけど、誰かに聞いてもらいたかった。
俺は学生時代から相談される役で、相談できる友人は一人だけしかいないんだ。
読んでくれてありがとう。
俺の家族をみていて思うんだが、「血」って怖いと思う。
母親のことでつらい目にあったのに、子供がまた同じことをするなんてなぁ。
自分の子供を見ていて、もしこいつらが同じことをしたら、と思うと心臓が痛くなる。
大丈夫だよ、おっちゃん
おっちゃんは立派だよ、子どもは大丈夫だから >>62
何で苦しいのか、というのは二重に屈折して、それに失敗しているから。
母親が好き
↓
親が喜ぶであろう行為を一生懸命に頑張りたい
↓
幼い兄弟も助けて、さすが長男ね、とさらに親から認められ愛されたい
という、幼少時のまっさらな願いがまず子供の中に存在する。
次に、「俺にばっかり苦労させやがって」という、親に対する激しい憎しみも当然ある。
しかし母親に「親・完全失格」という烙印を、自分からハッキリ押すには躊躇があるので、
その愛憎を、どうにか自分の中で両立させないとならない。
で、どうなるかというと、
兄弟を庇い助けられない自分が悪い子だから、親も駄目親のままなんだ。
こういう脚本を、子供は幼いなりに必死に脳内に作りあげる。
『兄弟を助ける→親の負担が軽くなる→長男のお陰で楽になったので、
親は心に余裕が出来て子供に優しくなり、愛情あふれる良い親に戻ってくれる』
裏返せば、親がいつまでも良親にならないのは、自分の努力が足りない所為。
親が駄目親なのは、あくまで環境が整わないからで、子供を大切に思ってないから
トラブルに平気で巻き込めるという親の正体に気づかないよう、自分で自分を洗脳するんだよ。 >>66 ありがとう
でもなぁ、どこにどんな風に出てくるかわからんから。
まあ、先のことを心配するから駄目なんだが。笑っちゃうな。
この心配性は死ぬまで治らんな。
立派って言ってもらえてうれしいけど、2チャンネルに出入りするようになって、
俺なんか問題にならない位壮絶な苦労をしてきた人が大勢いるのを知ったんだ。
歳だけくったおっさんが泣きごと言っていていいのか、と思ったんだ。
>>67 確かにそういう面もあるよ。
俺は小さい時から「良い息子、良いお兄ちゃん」て言われる事に快感を覚えていたんだろう。
父親が分家の三代目のいくせに「お前は長男だから、仏壇守って親の面倒をみるんだ」と口癖のように言っていた。
洗脳って怖いんだ。俺は北朝鮮の子供たちを見ていて笑えない。
あの子達が俺自身なんだと思う。
家に仏壇があるが俺は手を合わせる時に、両親の位牌に向かって手を合わせられない。
祖父母の位牌にむかって手を合わせている。
まだ駄目なんだ。 俺はおっちゃんの誠実な生き方好きだぞ。
部署移動させられても会社に居続けるってすげぇよ。
奥さんもそれを見てるからこそ優しく見守ってるんだよ。
急ぐこともないけどさ、俺には夜明けっていうか、
おっちゃんの明るい未来ってすぐそこに見えてる気がする。
だからもうすこし信じて歩いて行ってもいいんじゃないか。
お子さんのことも自分ことも、もっと信じてあげてほしい。 >>69
>まだ駄目なんだ
こう書けるってことは、洗脳が解けかけってサイン。
洗脳がガッチリまだ入ってたら、こういう親へのビビリは表に出てこない。 おっさんは身内の事件がないことが幸せだと思うのかもしれないが、事件がないのが普通なんだよ。
他の兄弟はもう大人だ。おっさんの知らない時間を兄弟も選んで歩んできたんだ。
再び尻拭いが必要だと泣き付いてきた時は同僚の相談程度に聞いておけ。
「血縁」を理由に泣き付く奴なんざロクなもんにならない。
そしておっさんも親の呪縛が解けることを願う。 おっさん、久しぶりの背広どうだった?
昔の話が出来るようになったならこれからの話もしようぜ! おっちゃん
今日はここで吐き出してくれ。
明日はクリスマスだ、子供らを笑わせるのがあんたの仕事だ。
サンタはあんたしかなれないぞ。
愛する家族がいるんだ、こんな幸せはない。 みんなありがとう。
こんなおっさんの愚痴に付き合ってくれるなんて。
>>71 親にビビっているのかな。うーん、そうなのかもしれない。
ただ親への憎しみが消えていないと思っていたんだが。
そうか。まだ洗脳が完全には消えていないんだな。
>>75 久しぶりの背広はちょっと重かったよ。ネクタイも苦しかった。
でも背筋が伸びた感じがした。
>>76 ありがとう。そうなんだ。俺、本当に幸せなんだ。嫁にも恵まれた。
決して美人でも女らしくもないけど、人間として尊敬できるんだ。
子供も勉強はできるわけじゃないが、よく笑っているし。
幸せなんだと思う。
ただ100%そう思えるまでもう少し時間がかかると思う。
おっさん、あんたなら大丈夫だよ
嫁と子供と幸せになってくれ 世の中には自分が悪くないのに不幸な人は大勢いる。
そう考えたら俺は人に恵まれてきたんだ。
伯父もそうだし、社会にでてからも俺を認めてくれる人がいた。
困った時に知恵を貸してくれる人もいた。
ありがたいことだと思う。
人に助けてもらうって涙がでるよな。
男らしくもないし器も小さい人間だけど、嘘はつきたくないと思っているんだ。
だからできないことはできないって頭を下げてきた。
一番つらかったのは誰よりも世話になった伯父が伯母に先立たれて、老人ホームに入ってくれって土下座した時だった。
本当なら俺が面倒をみなきゃいけなかったんだ。
でもできない理由があって…喉まで出かかった。一緒に住もうって。
できない約束をしても駄目だから、伯父に頼んだ。
伯父は俺を責めることもなく、黙っていたよ。
俺は今までいろんな人に会ってきたけど、小学校もまともに出ていない伯父が一番きれいな人だったと思う。
>>77
ラッキーセブンじゃないかw
笑顔がある家庭は良いよな。
子供が笑っていられる環境は良いと思うよ。
おっちゃんは優しいお父さんなんだろうなぁ。
いつでも吐き出してくれ。 >>76だけど
大丈夫だよ、残りの数%は嫁と子供が埋めてくれる。
家族でたくさん笑えば良い。
話変わるがコーラのCMソング良いな、AIのハピネスか おっさんが弟妹たちに罪悪感があるっても、おっさんが両親含めて
家族を背負おうと頑張り始めた当時は、おっさんだって小さかったじゃん。
たかだか小学生の男の子が、一家の精神的大黒柱を背負いきれるかっての。
無理だろ?無茶振りすぎるだろ普通。そして、おっちゃんの弟妹に足りなくて、
後々の金銭トラブルの原因ともなったのは、大人の父と母が当時存在しなかったこと。
頼もしい兄ちゃん1人だけじゃ、どうしたって足りない。おっちゃんのせいじゃないよ。 >>78 うん、ありがとう。
俺と嫁は見合いで、両方とも決して好みのタイプじゃなかったんだ。
結婚を決めたのもなんとなくいいかなぁ、だったんだ。
最初はぎごちなかった。
でも次第にお互いが影響するようになって、昔はあまりおしゃべりじゃなかった嫁が、
今では俺よりしゃべるんだ。
昔の上司から「お前と嫁さん、笑った顔が似ているな」って言われた。
「俺のところは全然似ていないんだ」って言ってた。
>>80
>>81
本当にありがとう。
俺決していい親じゃない。どうしても父親の嫌いだったことと同じことをしてしまう時があるんだ。
でも子供らはけっこう笑っている。
こんな出来の悪い父親なのに。 >>79
おいこらばか野郎!!
そんなデカイ伯父さんに対して、申し訳なく思いたがるんじゃない!
そうじゃないだろ。
こんな俺を、ここまで生き延びさせてくれて、どうもありがとうございます!!
だろうが!感謝の仕方が全くなっとらん! >>82 確かにガキが背負い切れるもんじゃなかったんだ。
でも元々の俺の性格と父親からの洗脳で、そうしなきゃと思い込んでいたんだ。
大人になってから山崎正和の「鴎外 闘う家長」って本を読んだ。
鴎外と俺じゃ人間が違いすぎるけど、同じだとおもうことがたくさんあったんだ。
家庭って本当に生き物なんだ。ちょっとしたことで死ぬことだってある。
それを守ろうとするのが父親の一番の責任なんだと思う。
古臭いだろう。でも家族を一つにするって責任はあると思うんだ。
ただ俺の場合は親が子供だったから俺がするしかなかった。
確かに俺の責任じゃないかもしれん。でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
>>85
良い父親がどういうのか俺は具体的に分からないけど、
なんとなくそう思ったんだ。
>どうしても父親の嫌いだったことと同じこと
詳しくは分からないけど親の血を引いてるから、それは仕方ないと思うよ。
俺も父親と同じ行動する事あるもんw
でも、おっちゃんは反省して次に生かせると思うんだ。
>でも子供らはけっこう笑っている。
>こんな出来の悪い父親なのに。
おっちゃんが本当に出来の悪い父親なら、子供はけっこう笑ったりしないよ。
大丈夫、おっちゃんは良いお父さんだよ。それは自信持っていい。 >>86 あっ、そうだな。その通りだわ。
うん、そうだ。そうだった。俺間違っていたわ。
伯父がいなかったら今の俺はいないもんな。
そうだ。ありがとう。 > でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの? >>88 そうか。いいのかな。元気な頃、まだ子供が小さかった頃は自信があったんだ。
でも壊れてから子供たちにみっともない姿ばかり見せていて、自信が持てなくなったんだ。
父親の役目を果たせていなくて。
…そうか、卑屈になっていたかなぁ。自分ではよくわかんないな。 >>90
>じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの?
えーっと、それ初めてきかれたわ。
そうか。俺の頭の中では責任は俺がとるもので、誰かにおわせるってものじゃない。
それは考えたことがなかった。
うーん、分からないなぁ。
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