>>930>>944
腰を突き出すも左腕でバランスも関係ありませんよ。

>体が開きすぎてしまう傾向
直すのが簡単かというと中々だが、理由は単純で、片手バックで悩む人の大半はこれだろうね。
理由は、先に身体を開くような動きをしないと、右腕を動かせない位置(左)に持って行ってしまっていること。
上腕を身体に近づけてしまっているんだね。
原因は、よくある表現だと、肘が浮いているとか、脇が緩んでいるとかで、腕を身体に固定できていないこと。
ラケットを遠くから勢い良く当てようという意識が強いと陥る。

>>932のガスケも>>935のフェデラーも、わかりやすい動画を上げてもらっているので、確認してほしい。
どのショットも、右上腕をほぼ右肩正面で留めるような位置で、右肘のとんがった部分は地面を向くようキープしているのがわかると思う。
※胸の角度が一定ではない(かなり深く捻っている)ので、それに騙されないように。
※骨格上、上腕は肩のカップに収まるが、そのジョイントを筋肉が覆っている。その特性を使う。
肘のとんがり部を地面に向けるように捻ると肩の筋肉が締り上腕を固定するように働き胸の動きに連動できる。
とんがり部が外向きだと締められないから上腕は自由に動いてしまって胸を振ってもついて来ない。

ガスケ動画のアングルはそれが解り易い。フェデラーは肘を少し曲げて上腕の回旋が入るため解り難くなっているが、上腕は右肩の前で肘のトンガリを地面に向けて一定の位置を保っている。

その結果、肩とグリップと胸の中央を結んでできる三角形が崩れないことが解ると思う。
この三角形が崩れ(胸を底辺としたときの頂点となるグリップが身体に近づき平たく変形)なければ、胸を僅かにでも振るとグリップ部は直ちに動くようになり、胸が真横からちょっと正面に向く位でラケットを身体より打ち出し方向側に出せ、開きすぎず打てる。
打点が胸の正面になる位の開きが適性かな。

このスレでよくある「差し込まれる」も、ほぼ原因はこれだよ。
この肘の感覚を身に付ければ、ガスケ動画の肩ほどの球を地面と平行なスイングでねじ伏せるなんてことも難しくなくなる。

ただ、腕の収め方が今までと異なるから、当然、グリップそしてスイング起動が違ってくるんで、それにどう馴染ませるかがカギになる。
今までのグリップに拘ると、ものには出来ないだろうね。