テニスの4大大会、全米オープンの第4日(現地時間30日)のタイムスケジュールが発表され、
男子シングルス世界ランク19位で第21シード錦織圭(28)=日清食品=の2回戦、ガエル・モンフィス(31)=フランス=戦は、2番目に大きいルイ・アームストロング・コートのナイトセッション第1試合(日本時間31日午前8時以降開始)に組まれた。

 29日は午後1時から会場内のコートで練習した。前半30分はパートナーを相手に打ち合った。
後半はマイケル・チャン・コーチがコートほぼ中央から打つサーブに対してリターン練習を繰り返した。その後、1回戦で確率55%と低かったサーブを入念に確認。
最後はダンテ・ボッティーニ・コーチが出す球を打ち返し、約1時間の練習を締めた。

 2回戦で対戦するモンフィスは元世界ランク6位でツアー7勝の実力者。7月のウィンブルドンで4強入りした後はクレーで1大会に出場し、座骨神経痛のため北米のハードコートシーズンはマスターズ大会2つを含め出場を回避した。
5週間ぶりの試合となった1回戦序盤は「足の動きに問題があった」。
第1セットはタイブレイクまでもつれ、第2セットは落としたが、その後は暑さの影響で動きが鈍った相手に1ゲームも落とさず押し切った。
「フィジカル的にはまだ物足りない」という状態ながら実力では圧倒。「サーブを効果的に使ってフリーポイントを稼ぎたい」と目論む。

 錦織は2回戦にしてはタフすぎる相手に「嫌な感じはある。正直、(対戦するのが)早いな、と思う」というのが本音。
「長いラリーを好む選手だから長い試合になる。ただ何かを変えて、いつもとは違うプレーをして攻略したい」と考えている。
1回戦で好調だったサーブリターンを軸に、先に仕掛けていく展開に持ち込みたい。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000059-sph-spo