バブリンカ、世界30位から200位以下に大幅後退「下部大会でも何でも出る」

 4大大会3勝を誇る世界ランキング30位、スタン・バブリンカ(33=スイス)がランキング200位以下に後退することが確実となった。
男子シングルス1回戦でガルシアロペス(スペインに)にフルセットで惜敗。昨年準優勝で獲得した1200ポイントを失い、
大きくランキングを落とすことになった。

 「ケガでツアーから離れていれば、ランキングが落ちるのは当然。プレーできていなかったんだから」とバブリンカは現実を受け入れた。
昨季は7月のウィンブルドンを最後にツアーを離脱し、左膝の手術を受けて長期欠場した。
今年1月の全豪オープンで復帰したものの調子が上がらず、今季はまだ4勝。不本意な戦いぶりに「タフだけどフラストレーションは感じていない。
最初から復活には長い時間が、少なくとも1年はかかると分かっていた」と語った。

 復帰時に高いランキングを維持していただけに、一定数の試合で欠場前のランキングが保証される公傷制度を申請しなかった。
そのため7月のウィンブルドン以外はツアー出場資格を失い、その後は推薦出場に頼ることになる。
「もちろん推薦をお願いしていくが、必要とあらばチャレンジャー(下部大会)でもプレーする。そこは何の問題もない。いずれトップに戻ってみせる」
と地道に這い上がっていくことを誓った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000068-spnannex-spo