460・464です。普段はSV98+(0.5inch long sw345(strung)) ポリツアープロ1.20 43p
長文失礼します。

今日は、結局どう違うんだろうと、以前使っていた
TOURG(338g 305mm sw345(strung))アルパワーラフ48p
DUELG97(322g 325mm sw345(strung))ポリツアープロ1.30 47p
とPRO97(310g310mm sw315(strung))ポリツアープロ1.30 50P
を打って比較してみた。

やっぱり、一番しんどいのはTOURG。
しなりはPROと同じくらいあるんだけど、しなった後に飛ばない。
特に、低速だとぽてっと落ちちゃう感じ。
強い奴とやるにはやっぱりHGでないと厳しいのだが、振り抜きが厳しい。
もともと弾道が低い+振り抜き厳しいので、スピンもそれなり。

DUELは、ノーマルではダメダメだけど、TOURよりも軽いウェイトで結構アジャストできた。
硬い分だけしっかり感があり安心感があるので、思い切り打てる。
面安定性も3つの中では一番高い。ボールが潰れてスピンもぎゅんとかかる。
もっとも、低速で飛ばないのはTOURと同じ。
硬くなった分だけスイートスポットもシビアに感じる。
後、弾道がとても低い。とにかく先に攻撃、目を▽にして常に攻撃、という感じ。

PROは、TOURGと同じくらいしなるのに、とにかく飛ぶ。
TOUR,DUELと一番違うのは、弾道が高いこと。
低速でも、ちゃんとボールが持ち上がって、ちゃんとボールが飛んでくれる。
おそろしいことに、ほかの2つはチューンドでSWも高いのに、PROが一番飛ぶ。
このシリーズで、初めてディフェンシブにも使えるラケットが出てきた感じ。
とても打感が柔らかいので、スイートスポットもそんなにシビアに感じない。
スピンも、ほかより「簡単に」かかる。このシリーズで、ループなスピンも打ちやすいなんて初めて。
弱点は、やっぱり面安定性というか、捻じれちゃうというか。(3機種で唯一ノーマルだし。)
捻じれるからこそ弾道が高くなるともいえるんだけど、相手のボールが強いと、やっぱり抑えられなくなっちゃう。
じゃあ鉛貼る?と考えると、そこまでするなら、実は剛性の高いDUELの方が良いんじゃ?と思っちゃう。

結論としては、今、TOURを使っている人は、今すぐ変えた方が良い。
みんなが中毒になっているTOURのしなりがありながら、すべてPROの方が良い。

DUELを使っている人は、DUELが合っている〜と思っている人は、PROよりDUELの方が良いと感じるかも。
DUELの方が剛性感があるので、ハードヒットにはDUELの方が向いている感じがする。

他方、DUELを使っている人で、DUEL厳しいっ〜とこっそり思っている人は、PROはオススメ。
すべてのショットが改善されることでしょう。

今度のPROの売りは、やっぱり、一般の人でも使いやすいということだ思う。
遅いスイングスピードの領域でのボールが改善されたのがとても大きい。
流行の高反発軽量ラケットの、その辺の適当なゾーンに、速いけどペシャゃったボールが飛んでいくより、ボールがしっとりしているというか、ラケットがちゃんとボールを受け止めてから、
チャンとボールにスピンが掛かって、自分の思ったところに、思った深さの分だけ、整ったボールが飛んでいく、というのは、別にレベルに関係なく通用するし、需要があると思います。

さて、インハイ、インカレ論争ですが、

正直言って、インカレレベルでも(インカレレベルの『方が』)、PROは使わないと思う。
使っているなんて島袋君(DUEL)くらいしか見たことない。
やっぱり勝ちたいから。SVやEZONEの方が簡単だから。

でも、だからって、インカレレベルでも使えないのに、それ以下のレベルの人が使えないというのは暴論。
むしろ、今度のプロは、一般のレベルの人に門戸が広いラケット。
バボラみたいバカラケットじゃなくて、やっぱり、昔のプリンスグラファイトや、プレステージ、プロスタッフ85みたいなクラッシクが感じが好きな人はいるでしょう?
そういう、クラッシクな打感はそのままに、でも、実は中身が最新技術で前述のバカラケットに打ち負けない、実はラケットが自分の腕をアシストしている、そういうラケットって絶対需要があると思う。
PROって、ヨネでは近年稀に見る良い出来のラケットだと思いますよ。