宿題忘れた男児に激怒して骨折させた教師
「身勝手な指導」に批判殺到

昨年12月、男性教諭が宿題を忘れた3年生の男子児童(9)に暴行を加えて鎖骨を骨折させていたことがわかった。
「体罰」の範疇を超えた事件に、
ネット上では怒りの声が相次いでいる。

■宿題をしない男児の胸ぐら掴む
昨年12月19日、福岡県の市立小学校で、男性教諭が宿題を忘れた男児に対して休み時間にしておくよう注意した。

しかし、男児がその後も宿題をしていなかったため、男性教諭は「できないなら帰れ」と激怒して胸ぐらをつかみ、廊下の壁に押しつけるなどしたという。

男児はこの日、保健室で冷やすなどの処置を受けたものの、授業を最後まで受けた。

■3ヶ月の重傷に
帰宅後、母親と病院に行ったところ、鎖骨が骨折していることが判明。3カ月の重傷と診断された。現在も学校を休んでいるという。

保護者からの被害の報告を受け、警察は傷害容疑で捜査を始めた。

報道によれば男性教諭は「しっかり指導したいという思いだったが、感情的になってしまった」と反省しているとのこと。また、今月12日からは体調不良を理由に欠勤しているようだ。

■「教師以前に人間としてどうか」と批判
報道を受け、ネット上では男性教諭に対して「考えられない」「教師に向いていない」と批判の声が集中している。