【施設動向】 
屋外48面のテニスコートとセンターコート「有明コロシアム」で構成される。
有明コロシアムは、スライド式開閉屋根を備えた1万人収容の多目的スタジアム。
東京五輪に向け、屋内外のテニスコートやクラブハウスの再整備に加え、有明コロシアムの改修工事も行う。

 7月28日の開札では空調設備工事を大成設備・川崎設備工業・エバジツJV(落札額18億3392万5000円)、
給水衛生設備工事を菱機工業・アペックエンジニアリング・島村工業JV(12億2000万円)、
公園施設改修工事をエムテック・塚本建設JV(15億5500万円)がそれぞれ落札。
改築改修工事と電気設備工事は低入札調査基準額を下回る応札があり、8月4日時点で落札決定が保留されている。

 改修工事の内容は、クラブハウス・インドアコートの建て替え、有明コロシアムの改修、別棟およびデッキ棟の新築、既存管理棟解体など。
五輪開催に合わせて新設するショーコートは3000席の観客席を備えたRC・S造延べ約6040uの規模。
クラブハウスを備えたインドアコートは既存のクラブハウスがある場所に仮設で整備する。
規模はS・W造2階建て延べ約1万0330u。