ではお言葉に甘えてBB11のインプレ書いてみます。
人生初のインプレですw

最初自分が欲しいと思ったのは295gのほうだったんですが、
店は325gしか置いてなくて、295は入るかどうかわからないみたいな感じだったので、325にした次第。
前のラケットが300gで、いきなり25g重くなるのはどうかなと思ったんですが、
試打してみると非力な自分でもそんなに重さを感じなかったので。

実際コートで打ってみると、 最初から違和感なし。まるで前から使っていたよう。
直感的に「これは自分に合っている」と感じました。
フルスイングしても重さを感じないのは、スイングウェイトが自分に合っていたのかなと思います。
DNXやパワーブリッジ部分がシルバーなせいか 硬い印象があったのが、実際打つと、柔らか、マイルド。
この柔らかさやしなり具合がフォルクルのラケットなのかと実感。

打感は最初はちょっと物足りない感じがありました。 ややぼやけた感じというか。
「パカーン!」ではなく、「ボワーン」みたいな。
ただそれは、ややオフショットしたときで、
真っ芯に当たったときは、「スパーン!」と気持ちよく飛んで行きます。
スピンの掛かり方については特に期待していませんでしたが、
BB11にしてから、コーチから、「球が重くなった」と言われるようになったので、
重さと面安定性によってスピンが安定的に掛かるようになったのかなと思ってます。

似たタイプのフォルクルオリジナル(PB9、C10proなど)との比較については
使ったことがないのでなんとも言えません。
どこかのインプレに、 「フォルクルがベンツなら、BBはAMG仕様な感じ」とありましたが、どうなんでしょう。

前のラケットが、厚さ19ミリの「何もしないラケット」だったせいか、
DNXやPBという機能が入ったことで生まれたと思われるマイルド感に最初物足りなさを感じましたが、
使って行くうちに、 「これはこれでありだ」と思うようになりました。
「ラケットが自分(=手首、ヒジ、腕、肩など)を守ってくれている」という風に感じられてきたのです。
打感は、重量感が増した感じですが、 その感覚も「守ってくれている」に近いものかも知れません。

悪評の高いボリスベッカーのマークですが、 自分はボリスベッカーの現役時代を知らず、
あとでYouTubeで彼の現役時代の試合を見たくらいなので、
ベッカーに対して何ら思い入れがない分、 純粋にBB11というラケットの機能に集中した感じでした。
オレンジベースのデザインについても、 オレンジは好きな色のひとつだったので何も問題はありませんでした。
この色、デザインだとグリップテープは白以外ないと思って白を巻いています
ベッカーのフォームのマークも、 「テニスの参考書にあるサーブのフォームのイラスト」といった印象程度。
ただ付属のラケットバッグは、サーブイラストが恥ずかしいくらい大きいので使っていません。

買った店では、295が先に売れてしまって、325が在庫として余っていて、
ひょっとしたらその在庫払いの手伝いをさせられたのかも知れませんw
仮にそうだとしても、今はその店に感謝しています。
今は、295より、BB11midを一度打ってみたいと思っています。
330gで93ですから、難しくなるとは思いますが、
芯に当たったときの爽快感とマイルド感がどんな感じに仕上がっているのか興味が湧きます。

フレームの下にある「German Engineering」というフレーズにフォルクルの技術力と自信を感じてシビれますw
もしBBシリーズが廃版ということになったら、フォルクルオリジナルから選ぶだろうなと思っています。
初のインプレ、長々書き連ねてしまいました。
チラ裏で済ますべきものだったかも知れません。
うざかったらすいません。