生徒たちはもう春休みに入っており、コロナウイルスやスギ花粉症にも負けず、
元気よく遊びまわっていることと思われます。
新学年への進級を控えて、期待に胸を膨らませて勉学や運動に加えて娯楽にもいそしんでいることでしょう。

かねてから計画しておりました本小学校の水泳の授業における新たな試みについて、
ここにその概要を説明いたします。
すでに低学年の一部のクラスではこの試みを実行に移しており、
その様子を皆さんにも知っていただきたく、ご報告いたします。
私が勤める公立小学校には、珍しく広めの屋内温水プールがあるため、
年間を通して体育の授業で1クラス週5回程度の水泳の授業を行っています。
週5回ということは、授業がある日は毎日ということになります。
生徒はみんな水泳の授業を楽しみにしており、
1年生から6年生まで水着へ着替えるときは敢えて男女一緒に教室で着替えさせております。
最近はほとんどの生徒が膝まであるスパッツ型水着を着用しています。
しかし、女子生徒の水着は胸まであるため、特に上半身がキツ苦しく感じていることを懸念しておりました。
そこで思いついたのが、女子生徒にも男子用の水着のように、
上半身が裸となるような水着の着用を義務付けることによって、水泳の授業を受けさせるという提案をしました。
しかも、女子に着用してもらおうと考えている水着は、
最近ではあまり見かけなくなった男子用のビキニタイプの競泳水着で、
ブーメランパンツとも呼ばれる露出度が高く、面積の非常に小さな水着となります。

すでに1,2年生の低学年の女子生徒の一部には、
このビキニタイプの男子用競泳水着を穿いて授業を受けさせております。
低学年ということもあって、女子でも恥ずかしがることもなく元気よく泳いでおり、
特に問題となるようなことは発生しておりません。
男子の方は、逆にこれまでと違い、下半身はスパッツ型水着を着用し、
上半身にははラッシュガードを着用して水泳の授業を受けることを義務付けております。
男女それぞれに、少しずつこれらの水着を広げていき、
最終的には全学年の女子生徒全員にこのビキニタイプの水着の着用を義務付ける方向で計画を進めております。
女子生徒にとっても、ワンピースの水着は着たり脱いだりするのはキツくて大変そうなので、
ビキニタイプの下半身だけの水着を着用することによって着替えの時間の短縮にもつながり、
女子にも上半身裸という開放的な気持ちを味わってもらうことができ、
日頃のストレス発散にもつながることを確信しております。
高学年の女子生徒については、胸も膨らみ始めている生徒も多いことから、
中には恥ずかしがって胸を腕や手で隠す女子生徒も出てくることが予想されますが、
これは慣れることによって羞恥の気持ちも徐々になくなっていくものと思われます。
また、高学年の女子は生理も始まっている生徒も多いことから、
生理を理由に水泳の授業を欠席する女子が目立っておりましたが、
この水着の導入を機会に、生理による水泳の授業の欠席は認めないこととします。
最近は、生理中でも泳ぐことができるタンポンなどの生理用品が市販されているようですので、
授業の際はそういったものを装着(挿入)して授業に参加してもらうことを義務付けることにより、
欠席する女子生徒をほぼ無くすことを目標としております。
将来的にはこの女子の上半身裸の競泳水着が中学、高校、さらには大学生の女子にも標準化され、
最終的には日本全国、いや、世界中の女子学生に広がっていくことを思い描いて楽しみにしております。
ただ、30歳以上の女性についてはこのタイプの水着を着用する義務を免除することを考えております。

私の勤める小学校では、春休み中の今は低学年の女子のみですが、この水着を着用して、
男子生徒と一緒に元気よく胸を張ってプールで水泳を楽しんでおります。
上半身裸の女子が元気よくプールで明日部姿は実に頼もしいと感じております。


小学校6年担任教諭