競泳男子でリオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(ブリヂストン)が、4月の日本選手権(辰巳)の出場を見送ることになった。
15日、マネジメント事務所が発表した。

 発表されたコメントは以下。

 ファンの皆様、関係者の皆様

 このたび4月の日本選手権の出場を見送ることに決めました。

 2017年シーズンからなかなか自分が思うような結果が出ていませんでしたが、そのたびに「次また頑張ろう」という気持ちで頑張っていました。
ただ、自分が「こうありたい」という理想と現実の結果の差が少しずつ自分の中で開いていき、モチベーションを保つことがきつくなっていきました。

 今シーズンに入って順調にトレーニングを積み、コナミオープンを楽しみにしていたのですが、期待していたタイムが出ませんでした。
平井先生と相談をした上で、スペイン高地合宿も参加しないことを決め、気持ちの回復を待ちましたが、
今は競技に正面から向き合える気持ちではないことを受け入れ、今回の決断にいたりました。

 応援してくださるファンの皆様、関係者の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、厳しい意見も受け止める覚悟です。

 今回を機に、自分の心ともう一度しっかり向き合いたいと思います。

萩野 公介

https://www.daily.co.jp/general/2019/03/15/0012148426.shtml