メディアでは尊富士優勝なら大正三年夏両國以来の新入幕優勝か、と取り上げている。
両國の三役対戦は小結玉手山のみだから、現在にあてはめるのは無理がある。
千代の山は新入幕場所(昭和二十年秋)十戦全勝だけど、決定戦制度がなかったから同星の横綱羽黒山の優勝だった。
大阪相撲では大正十四年夏新入幕の八代山八勝二敗になるけど、八番が十両力士との対戦だから論外だろう。