90年代は大関候補だらけだった
霧島、琴ヶ梅、琴富士、栃乃和歌、曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸、貴ノ浪、安芸乃島、水戸泉、琴錦、若翔洋、武双山、貴闘力、魁皇、土佐ノ海、玉春日、栃東、出島、千代大海、琴ノ若。
大関候補が22人もいた。
いずれも他の時代なら大関になれた。
しかし22人もの大関候補同士が潰し合う事になるので、その中で実際に大関になれたのは霧島、曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸、貴ノ浪、武双山、魁皇、栃東、出島、千代大海の11人だった。
なんと実に半分がこの厚い壁を乗り越えて本当に大関になった。
彼らは他の時代なら全員横綱だったかも知れない。
他に2000年代初頭には大関候補は雅山、追風海、若の里、琴光喜、栃乃洋もいて、その中のおよそ半分が大関になった。
そんな凄い時代の第一人者こそ、我らが貴乃花なのだ!